体育会アメフト部が2020年関東リーグ3部Aブロック優勝!

2020/12/21
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芝浦工業大学体育会アメリカンフットボール部“FIGHTING ENGINEERS”(略称:NEERS)は関東学生アメリカンフットボール連盟3部リーグに所属し、2020年度は3部リーグAブロックで優勝しました。

リーグ制について

今年度の関東学生アメリカンフットボール連盟では、新型コロナウイルス感染症対策として、無観客で10月から12月の間にリーグ戦を行い、入れ替え戦は行わないことになりました。またリーグは、1部、2部、3部に分かれており、3部リーグはA、B、C、Dブロック6大学毎に分かれて戦いました。

アメリカンフットボール部 主将 奥村和剛(機械機能工学科4年)
今年の部員数は38人で、顧問は松原先生、監督やコーチはOBにやっていただいています。
新型コロナウイルスの影響により、全体で一緒に練習ができない中、オンラインや各自で練習を行いました。やりにくさや退屈さを感じながらも部員が離れることなく、一生懸命練習し続けたことで、3部Aブロック優勝することができました。部員達、支えてくれたコーチの方々、練習再開を許可して頂いた学校の関係者の方々の全ての人に感謝しています。
これからもアメリカンフットボール部の応援よろしくお願いします。


以下、Neers後援会による決勝戦のレポートです。

Game Report 12.12(土)vs大東文化大学


天気にも恵まれ、多くの観客の方々に見守られる中、3部Aブロック決勝戦、かつ今シーズンを締めくくる最後の試合が行われた。

[1Q]

試合開始を告げた芝浦のキックは奇襲オンサイドキック。見事成功させ、攻撃権を獲得した。芝浦最初の攻撃はQB#40佐倉からのパスをTE#43清水がしっかりキャッチしファーストダウンを獲得。序盤から試合の流れをものにした芝浦は、RB#25野口、QB#40佐倉、RB#21長島のランプレーで着実に前進し、続くQB#40佐倉からのパスをWR#11井上がキャッチしゴール前1ヤードまで迫る。意地を見せる大東のディフェンスにより4thダウンまで追い込まれるも、最後はQB#40佐倉が自らボールを持って走りTDを獲得。TFPも成功。(芝浦7-0大東)
 大東最初の攻撃をDL#60夏目のタックルによりロスゲインにするも、その後ランプレーを中心とした大東の攻撃に徐々に押し込まれてしまう。芝浦DL陣のラッシュやLB#40佐倉のロスタックルの活躍により、4thダウン1ヤードに抑えたところで1Q終了。(芝浦7-0大東)
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[2Q]

続く大東の攻撃。4thダウンで大東はギャンブルを選択。これを許しファーストダウンを獲得されてしまった芝浦は、ゴールまで20ヤードの地点まで追い込まれてしまうが、直後の大東のパスをDB#2門間がインターセプト。流れを再び芝浦に持ち込んだ。
ディフェンス陣からのバトンを受け継ぎ、オフェンスも期待に応える。QB#4名原のパスをWR#10中井が華麗にキャッチし、そのままエンドゾーンまで走り込みTD。TFPも成功。(芝浦14-0大東)
ランプレーで攻め込む大東の攻撃を、安定して阻止することができた芝浦ディフェンス。再び手にした攻撃権をすぐさまものにした。QB#4名原のロングパスをWR#10中井がキャッチし、大東ディフェンスを寄せ付けない脚力でそのままTD。TFPも成功し、さらに点差を広げた。(芝浦21-0大東)
 大東はラン、パスを織り交ぜた攻撃でゴール前残り15ヤード付近まで迫る。しかし、芝浦ディフェンスは前半最後まで気を抜かず、大東QBへのプレッシャー、WRマークの徹底により攻撃の隙を与えない。最後はDB#8島倉がパスインターセプトし、見事守り抜いたところで前半終了。(芝浦21-0大東)
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[3Q]

 大東のキックで後半開始。このキックを#8島倉が42ヤードのロングリターンで返し、芝浦は好位置から攻撃をスタート。ランプレーで攻め込むも、自チームの反則を取られてしまうなどによりファーストダウン更新ならず、攻守交替。
 芝浦ディフェンスが続く大東の攻撃を4回で阻止して再び攻撃に火をつけた。RB#30菊地のランプレーに続き、QB#4名原が自らボールを運び、50ヤード越えのロングゲインでゴール前残り7ヤードまで前進。その勢いのまま、続くRB#2門間が大東ディフェンスをかわしゴールまで直進。見事TDを獲得しTFPも成功。(芝浦28-0大東)
 芝浦ディフェンスもDL#55樋口がQBサックを決めるなど止まることを知らず、大東の攻撃を圧倒した。
 その後の芝浦の攻撃はランプレーで着実にゴールまで迫り、ゴールまで残り11ヤード地点に前進したところで3Q終了。(芝浦28-0大東)
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[4Q]

 ゴールまで残り11ヤード、4thダウン3ヤードの場面。芝浦はFGを選択し#34酒井が確実にキックを決め、3点を追加した。(芝浦31-0大東)
 その後の大東の攻撃では、ランプレーを中心に徐々に攻め込まれ、ゴールまで残り1ヤード地点からの攻撃。芝浦ディフェンスは粘りのプレーをみせるもTDを許してしまう。TFPは不成功。(芝浦31-6大東)
 大東のキックで試合再開。試合時間残り22秒から芝浦の攻撃。RB#30菊地がランプレーで攻めの走りを見せ、芝浦は最後までやりきるという姿勢で相手を圧巻した。ここで試合終了。相手を終始圧倒し、見事3部Aブロック優勝を果たした。(芝浦31-6大東)
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今まで当たり前だった練習量、試合数がどんどん限られ、例年とは異なる事態の中でもそれらを感じさせないプレーをした彼らの姿はまさに“勇姿”であった。試合後のハドルでは4年生達は涙を流しながら、コロナ渦の影響で2部昇格の目標を達成出来なかったことに対する悔しさ、その中でも楽しく今シーズンアメフトをプレーできたこと、チームに対する想いを語り、困難を乗り越え、努力を重ねてきた4年間を振り返って、様々な意味が詰まった涙だったように思う。限られた中での最高の形へとチームを導いた4年生。それを支えた後輩達の来シーズンの姿をこれからも応援していきたい。

ご支援、ご応援本当にありがとうございました。
今後とも応援の程宜しくお願い致します。Neers後援会

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