本学の新任教員研修プログラムが「プログラム認証」第1号として認定

2020/07/09
  • お知らせ
芝浦工業大学の「新任教員研修プログラム」が、日本高等教育開発協会 (The Japan Association for Educational Development in Higher Education 、以下、JAED)(会長 佐藤浩章 大阪大学全学教育推進機構准教授)の「プログラム認証」第1号の認定を受けました(第00001号)。
プログラムがその学習目標について整合性のある方法で継続的に実施され、意図した学習成果の習得がなされていることが評価されたことにより、JAEDが定める「大学教員の基本的な教育職能の基準枠組み」に適合しているとして認証されたものです。

文部科学省の「教学マネジメント指針」(2020年1月22日制定)では、対象者の役職・経験に応じた適切かつ最適なFD・SD※を、教育改善活動として組織的かつ体系的に実施することが求められています。
(※FD Faculty development。教育組織および教員が主体となって行う教育改善、教える技術や方法の向上・開発などを目的とした組織的な各種の取り組み
※SD Staff development。教職員が大学などの運営に必要な知識・技能を身に付け、能力・資質を向上させるための研修)


芝浦工業大学は創立100周年(2027年)の「理工学教育日本一」、「グローバル理工学教育モデル校」を目指し、私立理工系唯一のスーパーグローバル大学として国内の理工学教育を牽引していくことを使命として、今後も教職員の研修などに取り組み、教学マネジメントを支える体制を整備していきます。

新任教育研修プログラムとは

新任教員に必要な大学コミュニティについての理解や、授業のデザイン・実践等に関する基礎的な知識・技能を身につけることを目的としています。
本学に入職して3年目以内の教員を対象とし、以下のプログラムの受講を必須としています。
  1. 新任教職員研修会
  2. 詳細シラバスの書き方ワークショップ(以下、WS) および 授業デザインWS
  3. 学生主体の授業運営手法WS、実践編WS
  4. ティーチング・ポートフォリオ作成・完成WS
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大学教員の基本的な教育職能の基準枠組み」とは

大学教員が身につけていることが望まれる基本的な教育職能の目安。
「大学コミュニティについての理解」、「授業デザイン」、「教育の実践」、「成績の評価・フィードバック」、「継続的な教育開発と自己改善・キャリア開発」の5つの柱を中心に定められています。
「大学教員の基本的な教育職能の基準枠組み」とは|日本高等教育開発協会(JAED)

日本高等教育開発協会 (JAED)とは

国立教育政策研究所 「FDプログラムの構築支援とFDerの能力開発に関する研究」の成果をもとに設立された団体で、高等教育開発に関する諸活動に取り組む団体です。
JAED|日本高等教育開発協会

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