稲積真哉 教授が ICE Publishing Awards 2020 を受賞

2020/06/15
  • 土木工学科
【受賞者】
稲積真哉 教授(土木工学科)

【授与機関名】
Institution of Civil Engineers【英国土木学会】

【賞名】
ICE Publishing Awards 2020 (Environmental Geotechnics Prize)【英国土木学会論文賞2020(環境地盤工学賞)】

【受賞対象論文】
Inazumi, S., Hashida, H. and Ueyama, Y. (2019): Transportation behavior of radioactive substances in soils【放射性物質の地盤内浸透挙動に関する研究】, Environmental Geotechnics, Thomas Telford, Vol. 6, Issue 8, pp. 506-520. (https://www.icevirtuallibrary.com/doi/10.1680/jenge.16.00024)
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稲積真哉 教授(土木工学科)が学術雑誌「Environmental Geotechnics」に筆頭著者として掲載した学術論文に対して、Institution of Civil Engineers【英国土木学会】からICE Publishing Awards 2020 (Environmental Geotechnics Prize)【英国土木学会論文賞2020(環境地盤工学賞)】が贈られることになりました。
ICE Publishing Awards 2020は、土木工学(特に地盤工学)に関する国際的な学術進展において、顕著な貢献が認められた学術論文の著者へ贈られる賞です。なお、授賞式は本年10月にロンドンにて催される予定ですが、新型コロナウイルス感染症の流行が拡大している状況を受け、その開催形式は未定です。
受賞論文は、放射性物質の沈着に起因する地盤環境汚染に対して新たな除染対策を立案するため、放射性物質の地盤内浸透挙動を追究しています。具体的には、移流分散方程式に放射性物質の半減期を考慮し得る項を組み込むことで、様々な土質特性を有する地盤内における放射性物質の移流分散挙動を解析的に評価しました。
それらの結果・成果としては、福島第一原発事故の被災地域における放射性物質の地盤内濃度分布に関する現地調査結果と当該地点における地盤特性を用いた本解析結果との詳細比較により、本解析手法が放射性物質の経時的な地盤内浸透挙動を精密に評価できることを明らかにしました。さらに、本解析手法の適用に基づき、現行の掘削除去による除染対策から土質特性を考慮した汚染地盤の除染対策の在り方を新たに提唱しました。

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