鎌倉市と「パーク&ライドの利用促進に向けた実証実験に関する協定」を締結しました

2021/12/23
  • 研究
  • プレスリリース
鎌倉市(市長:松尾 崇)と学校法人 芝浦工業大学(理事長:鈴見 健夫)は、令和3年(2021年)12月22日付けで、鎌倉地域の交通渋滞の緩和を目的に実施しているパーク&ライドについて、より多くの来訪者に「知って」・「使って」いただくために、「パーク&ライドの利用促進に向けた実証実験に関する協定」を締結しました。
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パーク&ライドの現状と課題

  • 国道134号沿いの4か所のパーク&ライド駐車場の利用台数は、平成26年度の18,894台をピークに減少傾向(令和2年度は新型コロナウイルスによる影響(緊急事態宣言下における販売休止等)もあり1,412台)
  • 鎌倉市役所駐車場の利用者(観光目的)に対して行った、パーク&ライドの認知度に関するアンケート調査(平成24年度実施)では、約5割の方が「知らない」と回答 ➡そのうちの約5割の方は「使ってみたい」と回答
  • 一方、残りの約5割の方はパーク&ライドの取り組みを「知っている」と回答 ➡そのうちの約8割の方が「使ったことがない」と回答
課題1
パーク&ライド利用促進に向けた、「認知度の向上」、「利用してもらうための工夫」
課題2
パーク&ライドの「利用実態の把握」(現在は利用台数のみの把握に留まり、利用者の属性や移動経路まで把握できていない)

本協定の目的と実証実験の実施

本協定は、パーク&ライドの課題解決に向け、利用実態の把握や利用促進に向けた効果的な情報提供のあり方、情報提供による来訪者の行動変容等について分析するため、芝浦工業大学が開発・改良したアプリケーション「スイスイ旅(※)」を活用した、実証実験を行うことを目的としています。なお、実証実験については、令和4年(2022年)1月以降にモニターを募り実施する予定です。実証実験の詳細については、改めてお知らせいたします。
 
※「スイスイ旅」は、芝浦工業大学(土木工学科モビリティ・インフラ研究室)が開発した、「リアルタイムの情報提供による渋滞回避と観光行動の誘発に関する実証実験」用のアプリケーションです。

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