2021年1月27日、ベイエリアロボティクスフォーラム2021セミナー開催

2021/02/05
  • お知らせ
芝浦工業大学「アーバンエコモビリティ研究センター」ロボット・ネットワーク領域リーダーの松日楽信人教授を中心に、芝浦工業大学とベイエリアおもてなしロボット研究会は、「ベイエリアロボティクスフォーラム2021セミナー」を開催しました。このフォーラムは毎年行われており、今年で8回目の開催となります。

今年は「スマートシティとロボット」をテーマとし、オンラインでの開催となりました。当日は、インドからの講演も含め7名の講演と、初めてのオンライン実験として、共通操作画面よりインターネット経由で、国内外12台のロボットの遠隔操作実験を実施しました。同時アクセスによりネットワークの負担が高くなり、必ずしも同時には操作できない場面もありましたが、操作方法など今後に向けて課題を確認することができました。
講演 
(1)コミュニティサービスロボットの進捗            松日楽信人(芝浦工業大学)
(2)ロボットサービスイニシアチブ(RSi)の活動紹介        成田雅彦(産業技術大学院大学)
(3)クラウドロボティクスの展開                成瀬継太郎(会津大学コンピュータ理工学部)
(4)ロボット普及と社会実装                  坂下和広(都立産業技術研究センター)
(5)施設とクルマ・ロボットをつなぐ技術            白石理人(清水建設)
(6) 未来都市に向けたスマートモニタリングを実施するネットワークID  新熊亮一(京都大学)
   (7) Cobot PJ in IIT                      Indian Institute of Technology, Delhi Prof.SK Saha
画像1ロボット実験メイン画面



今年はオンライン開催にもかかわらず約80名の方に参加していただきました。アンケートでは、8割以上の方に好評で、とくにスマートシティに関しては関心度が高い結果となりました。初めてのオンラインデモに関しては、まだまだ改善の余地が多く、次回には完成度を高めてまいります。実施側としても大変有益なデモ実験となりました。コロナ禍であり、新しい日常のなかで、ロボットを活用した社会支援はますます重要になると考えられ、今後も豊洲地区などへの展開を進めてまいります。
最後になりましたが、実験に協力していただいた機関に感謝申し上げます。
 
画像2遠隔操作共通GUI画面
遠隔操作ロボット実験協力機関
エボルブアイティワークス(株)、(株)CIJ、システムクラフト(株)、ダイコク電機(株)、テクノツール(株)、日本アドシス(株)、(株)MEMOテクノス、東京都産業技術研究センター、会津大学、青山学院大学、東京都立産業技術大学院大学、芝浦工業大学、東京女子大学、公立はこだて未来大学、インド工科大学デリー校(IIT Delhi)、ロボットサービスイニシアチブ(RSi)