「GTIコンソーシアムシンポジウム2025」を開催しました

2025年12月12日（金）、芝浦工業大学豊洲キャンパスにて、「GTIコンソーシアムシンポジウム2025」を開催しました。

近年、日本では少子高齢化に伴う人材不足への対応やイノベーション創出を目的として、留学生が日本企業や地域社会で活躍できる環境づくりが進められています。本シンポジウムでは、こうした動向を踏まえ、「外国人留学生の日系企業への就職」をテーマに、ASEAN諸国の大学、留学生採用を推進する日系企業、そして実際に日系企業へ就職した留学生による事例報告を通して、現状と課題、今後の可能性について議論を深めました。

開会にあたり、GTIコンソーシアム代表である本学学長・山田純より挨拶を行い、続いて経済産業省 通商政策局 技術・人材協力室 室長補佐・雪田嘉穂様よりご来賓挨拶を頂戴しました。

事例報告では、まずインドネシア・スラバヤ工科大学 国際部長 Unggul Wasiwitono 様より、同国における留学生の就職状況やキャリアサポートの現状についてご紹介いただきました。次に、ベトナム・ハノイ理工科大学 学生部長 Pham Thanh Huyen 様より、日本企業との連携活動の事例をご報告いただきました。

続いて、日系企業の視点として、東日本旅客鉄道株式会社 国際事業本部 企画・国際交流部門 マネージャー 小島泰威 様より、JR東日本の国際展開および海外戦略職に関する取り組みをご紹介いただきました。また、芝浦工業大学大学院理工学研究科修士課程修了生のJeremia Pungus 様には、日本での就職活動の経験と、そこから得た学びについて、外国人留学生の立場からご発表いただきました。

本シンポジウムは対面およびオンラインで開催し、多くの方に参加いただくことができました。