駅伝部が「全日本大学駅伝 関東地区選考会」に3年ぶりに出場しました
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5月4日、「秩父宮賜杯第58回全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会」がレモンガススタジアム平塚で開催され、駅伝部が3年ぶり(2回目)に出場しました。結果は過去最高の総合14位となり、強風吹き荒れる厳しいレースの中、8名全員が最後まで粘り強い走りを見せました。箱根駅伝常連の強豪校ひしめく中で、着実にチームとしての成長を見せることができました。
記録
駅伝プロジェクト特設サイトの競技結果をご参照ください。徳本一善監督コメント
<レース全体について>
今回のレースは、現時点での戦力と課題を正確に把握するために、どうしても出場しておきたい一戦でした。ただ、万全の状態でスタートラインに立たせてあげられたかというと、正直そうではありませんでした。予選会前の記録会では予選会への影響も考慮しながら出場選手を選び、戦略的に途中棄権を判断する場面もあるなど、チームとしての微調整が難しいレースになりました。来年は、秋のトラックシーズンからしっかり記録を積み上げ、ギリギリの選考にならない状態で、全員が万全のコンディションでスタートラインに立てるよう準備を整えていきます。
<1組 大関・森尻>
ふたりとも、自分たちの走りをしっかり体現してくれました。大関はコンディションとしては60%程度の仕上がりであり、本来1500mが専門の選手。10000mは未知の距離でした。しかし、彼のレース感の鋭さを信じ、牽制と揺さぶりが予想される1組への起用を決断しました。その判断は正解だったと思います。先頭集団の動きにギリギリまで食らいつき、初の10000mの大舞台でこれだけの走りを見せてくれたことは、大きな収穫です。
森尻は練習不足の中、ギリギリのコンディションで間に合わせてきてくれました。本来は2組に起用したかった選手ですが、チームの柱として頼らざるを得なかった。大関に遅れをとりながらも、単独になってからもリズムを崩さず最後まで粘り強く走り切ったところに、確かな成長を感じました。言い訳をせず、自分の弱さと向き合う強さが身についてきている。非常に楽しみな選手です。
<2組 田中・小林>
田中は序盤から上位をしっかり視野に入れ、「30位以内を確実に」という指示通りのレース運びをしてくれました。指示を的確に体現できる選手は強い。来年に向け、大きな自信になるレースだったと思います。
小林は本来の力を十分に発揮できませんでしたが、粘り強さという点では確実に成長の跡が見えました。練習の課題はまだありますが、メンタル面での変化は目に見えています。意識が変われば化ける選手の一人です。3年生という学年は、箱根出場の鍵を握る世代。厳しい目線を持ちながらも、大きく期待しています。
<3組 植田・丹野>
植田にはエースとして上位でゴールしてほしかったですが、調整がうまくかみ合わず、苦しいレースになりました。それでも、崩れずにまとめてきたことは評価しています。チームがピンチのときに踏ん張れるのがエースです。そういう選手に育ってくれることを信じています。
丹野は調子が上向きになってきた状態でのレースで、この組で十分に戦えたことはプラスになりました。3組は勝負ポイントと位置づけていましたが、全体としてまとめてくれました。
<4組 岩瀬・後藤>
岩瀬にはエースになってもらわなければ困る選手です。今回は洗礼を浴びたかたちになりましたが、課題ははっきり見えたはず。来年はこの組で勝負できる力をつけてほしい。
後藤は自ら志願してのレースでした。その気持ちを買っての大抜擢でしたが、今回は結果としていいところを出せませんでした。ただ、経験から大きく成長できる選手だからこその起用です。ここから先の変化を楽しみにしています。
<総評>
今回のレース全体を振り返ると、粘り強くペースを刻める選手が増え、大崩れしなかったことが何より収穫でした。選手たちの着実な成長を感じています。まだ、自主的な積み重ねという点では発展途上です。しかし、指示されたことをやり抜く姿勢は確実に身についてきています。次の成長のステージは、自律と主体性。選手たちは少しずつその意味を掴みかけています。
箱根駅伝初出場という目標に向け、その環境をしっかり作っていくのが私の仕事です。
引き続き、芝浦工業大学駅伝部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。
全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会とは
全日本大学駅伝は、箱根駅伝、出雲駅伝とともに「学生三大駅伝」と呼ばれています。本選考会では出場校20校で1校2名ずつ、4組で10,000mのレースを行い、8名の合計タイムの上位7校が関東地区の代表校となり全日本大学駅伝本大会への出場権を得ます。大学陸上長距離種目では、箱根駅伝を開催する関東学生陸上競技連盟に強豪校のほとんどが加盟しており、関東地区選考会は全国で最もハイレベルは選考会です。全日本大学駅伝への関東地区からの出場はシード校を含めて15校のため、本選出場の難易度は箱根駅伝よりも高いといえます。