「DEI×技術がイノベーションを創出することを体感しよう！」特別講演会および体験型ワークショップを開催しました

12月5日、芝浦工業大学とSWCC株式会社は、特別ゲストとしてヤンマーホールディングス株式会社を迎え、DEIが新たな発想やイノベーションを生み出す力となることを体感できるイベントを豊洲キャンパスにて開催しました。体験型ワークショップや特別対談講演会、パネルディスカッションを通じ、多様性がもたらす価値について参加者が理解を深める機会となりました。

SWCC×ヤンマー 技術者座談会

学内限定のプログラムとして、昼休みの時間を活用し、「SWCC×ヤンマー 技術者座談会」を開催しました。SWCC株式会社およびヤンマーホールディングス株式会社より、４名の技術者の方々をお招きし、トークセッション形式でご登壇いただきました。
テーマは「技術職のやりがい」と「入社後のギャップ」。6つの候補テーマの中から学生アンケートを実施し、最も票を集めた2つがトークテーマとして採用されました。現場で活躍する技術者のリアルな声を聞くことで、将来のキャリア形成を考える貴重な機会となりました。

特別対談講演会＆パネルディスカッション

一般聴講が可能な本プログラムには、学生・教職員・企業関係者を中心に多くの方々が集まり、対面・オンラインを含め、本テーマに関心を寄せる計157名にご参加いただきました。
前半では、磐田朋子副学長、SWCC株式会社 代表取締役会長・長谷川隆代氏、ヤンマーホールディングス株式会社 取締役・白藤万理子氏の3名による「超多様性が生むシナジーとは？」をテーマにした特別講演会を実施しました。本イベントでは「超多様性」を、「異なる視点や経験が交わり、ひとりでは生み出せない新しい知や発想を生み出すチカラ」と定義。磐田副学長、長谷川氏、白藤氏より、それぞれの専門領域や経験を踏まえ、「多様性があるところにイノベーションが生まれる」という観点から特別講演が行われました。最後には、「未知の世界に挑戦し、自分の価値を広げてほしい」「情報をフラットに見て真実を見極めてほしい」「自分を信じ、仲間と協力しながら進んでほしい」といった激励のメッセージが贈られました。
後半ではパネルディスカッション「静と動のテクノロジーは多様なヒトと生きる」を開催。SWCC株式会社とヤンマーホールディングス株式会社より、異なる専門性と経験を持つ4名の技術者の方々をお招きし、①異なる専門性や世代間の協働がもたらす価値 ②現場での失敗経験から得られる学びと突破力 ③自身と他者の違いとそれが融合することで生まれる新しい価値、の3点について意見が交わされました。