第98回創立記念式典および堀木エリ子氏講演会を行いました
- お知らせ
式では鈴見健夫理事長、山田純学長の挨拶に続いて、各賞の表彰や特別栄誉賛助員・栄誉賛助員・特別名誉賛助員・名誉賛助員の称号授与を行いました。

鈴見健夫 理事長

山田純 学長

ギターアンサンブル部 演奏

音楽部 校歌斉唱
また、創立記念式典終了後には、和紙作家として活躍され、本学の評議員も務める堀木エリ子氏よりご講演いただきました。
講演では、「無限の可能性に挑む~進化する和紙」をテーマに、ご自身の和紙作家としての歩みを通して、伝統と革新が共存する和紙作りの魅力に触れつつ、挑戦することの意義について伝えられました。堀木氏は、「縁」と「情熱」という2つの大切な要素を軸に、前例のないことにも「できる前提」で取り組み、常に「どうすればできるか」を考えながら挑戦を重ねてきた姿勢を紹介。困難に直面した際には原点に立ち返り、考え方を見つめ直すことで道を切り開いてきた経験も共有され、参加者は真剣な表情で耳を傾けていました。
堀木氏の作品は、芝浦工業大学熱海セミナーハウス(SIT 熱海サテライトキャンパス)フロントロビーにも展示されており、今年12月竣工予定の大宮キャンパス新施設にも展示される予定です。

株式会社堀木エリ子アンドアソシエイツ代表 堀木エリ子氏

大宮キャンパス新施設にて展示予定の作品
なお、第98回創立記念式典における各賞受賞者は以下のとおりです。※ 以下、文中敬称略
理事長賞
就職・キャリア支援部
2024年度の有名企業400社実就職率は過去最高の41.2%を達成し、創立100周年の目標を2年前倒しして達成しました。同ランキングにおいて、全国7位、私大3位(卒業生1000名以上)にランクイン、さらに就職率は99.3%、女子は100%を達成し、「出口戦略」の中心である就職率向上に貢献しました。

システム理工学部課程制改組プロジェクトチーム
システム理工学部における学科制を廃止し課程制教育プログラム及び定員増220名を実現しました。また通常、準備に1年以上を要する寄附行為変更認可申請もわずか3か月で申請書類を取りまとめ、他大学にも前例のない短期での業務を成し遂げました。

学長賞
学長賞は、芝浦工業大学の教員が研究・教育等によって優れた業績を挙げた場合、研究賞、教育賞として、これを顕彰するものです。(教育)
教育イノベーション推進センター 特任教授 田中秀穂
予算や人員の制約から、すべての授業にTAを配置することが難しい中、2024年度後期授業「知的財産入門」で生成AIを活用したAI TA「知財バディ」を導入したことで、学生は時間やレベルに制限なく支援を受けられるようになり、学習効果向上と教員負担軽減を実現しました。授業での生成AI活用の先駆的取組であり、今後は全学部共通科目での利用も検討されているなど、多くの場面での活用が見込まれます。

(研究)
工学部 教授 新熊 亮一
2021年から2024年までに国プロ5件(136.4百万円)、企業 受託・共同研究24件(46.1百万円)、科研費22.1百万円という外部資金獲得に加え、本学での論文として40の文献数を執筆し、116回引用されるなど際立つ研究業績をあげました。さらに研究内容が様々なメディアにて紹介されるなど、本学のブランディングに貢献しました。

教育賞
担当科目の授業運営、あるいは教育改善活動において、優秀な実績を挙げた教員で、学生に大きな刺激を与えた者に対して、優秀教育教員として、これを顕彰するものです。「マレーシアの大学(UNIMAS大学・MJIIT大学)と協働したgPBL授業の継続的実施」
システム理工学部
教授:渡邉宣夫、赤木亮太、奥田宏志、越阪部奈緒美、川島洋人、佐藤大樹、須原義智、福井浩二、矢嶋伊知朗、山本紳一郎、吉村建二郎 准教授:アズハム・ズルカルナイン、髙木 基樹、髙山 祐三、中村 奈緒子、廣田 佳久
工学部 准教授:シャルー・ビンモハマドダン
「学生主導のUI/UXワークショップ「インタフェ」の立ち上げと取り組み」
デザイン工学部 デザイン工学科 教授 吉武良治
「SIT ARCH. YearBookの発行による研究教育の記録と外部発信、学生の意欲向上の成果」
建築学部 建築学科 教授:小菅瑠香、小塙芳秀、谷口大造、原田真宏、小澤雄樹、前田英寿、恒安眞佐 准教授:岡崎瑠美、岡野 道子

名誉教授 称号授与
元工学部 機械工学課程担当 髙﨑明人
元工学部 物質化学課程担当 正留隆
元工学部 電気電子工学課程担当 上野和良
元工学部 電気電子工学課程担当 下村昭二
元工学部 情報・通信工学課程担当 宇佐美公良
元工学部 情報・通信工学課程担当 中村広幸
元工学部 情報・通信工学課程担当 広瀬数秀
元システム理工学部 電子情報システム学科 間野一則
元建築学部 建築学科 篠崎道彦
