SBMC Junior ビジネスアイデア発表・交流会を行いました
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2025年11月1日芝浦工業大学豊洲キャンパスにてSBMC Junior ビジネスアイデア発表・交流会を行いました。
本発表会は中高生によるピッチイベントで、文部科学省のスタートアップ支援プログラムの一環である「SBMC Junior」主催のイベントとして今年度で3回目の取り組みとなります。併設校である芝浦工業大学附属中学高等学校、芝浦工業大学柏中学高等学校、連携協定校である山脇学園中学校・高等学校、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校、実践女子学園中学校高等学校の5校から、総勢29名(12チーム)の中高生が豊洲キャンパスに集まり、考案したビジネスアイデアを発表しました。

イベントの冒頭で、SBMC Junior委員会の委員長である奥田 宏志 教授より開会の挨拶があり、「各校から参加する生徒と交流を図りつつ、発表の際には積極的な質問や意見交換をして欲しい。多様な考えかたに触れて刺激を受けてください」と参加する生徒にメッセージが送られました。その後、生徒達はこの日までに検討を重ねてきたビジネスアイデアについて熱意を込めた発表を行いました。発表後の質疑応答では、多くの質問や課題が積極的に投げかけられ、活発な議論が行われました。また、今回も発表の際の司会を他チームの生徒が担ったことで、アットホームな会となりました。
発表会後の交流会では、各チームの発表資料のパネル前で発表内容について更に質問する等、積極的な交流が行われました。今年も参加生徒同士が積極的にコミュニケーションを図り、学校の枠を越えた交流がさらに強くなっている様子も窺えました。
表彰の際、磐田朋子副学長より参加生徒に、「どのアイデアも小さくてもいいので社会実装して欲しいと思えるものばかりだった。アイデアからビジネスにつながるにはハードルがあるが、ステップアップして社会実装につなげられるように進めていくことと、今ある技術だけではなく次に必要となる技術のことを考える等ビジネスの種を育ててほしい。」とメッセージが送られました。
閉会の挨拶では、古瀬利博BOiCEセンター長が「『世の中を見る』『アクションを起こす』『一人で抱えない。仲間を見つける・助けを求める』ことで、明るい未来がやってくる。」と生徒達にメッセージを送るとともに、参加生徒、参加中高の先生方への御礼の言葉で締めくくり、盛会の内に終了しました。
今回参加した生徒からは、「自分にはない意見や疑問を抱く人が多く、今後の探究の参考になった。」「新たな人生の経験となった。」「人前で発表する自信がついた」等、会に対する好意的な声があり、生徒たちにとって良い経験の場となったことが窺えました。






SBMC Juniorは、芝浦工業大学が主催するビジネスモデルコンペティションSBMC(Shibaura Business Model Competition)を中高生向けに「アントレプレナーシップ教育プログラム」として実施するものです。このプログラムによって、中高大連携・中高間連携の強化、中高の「探究型教育」の深堀が期待され、将来のアントレプレナー人材の育成を目的としています。
SBMC Juniorは、芝浦工業大学が共同機関として参画するGTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem)(https://gtie.jp/about/)として、文部科学省・JSTのスタートアップ・エコシステム形成支援の採択を受け、芝浦工業大学が実施するものです。