インドネシア・バンドン工科大学と産学連携グローバルPBLを開催しました
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9月10日から19日までの10日間、本学でインドネシア・バンドン工科大学とのグローバルPBLが開催されました。本プログラムには、バンドン工科大学から学生25名、本学から学生37名が参加。受け入れはシステム理工学部環境システム学科・市川 学教授のもとで行われました。学生たちは国籍を越えた混成チームを組み、システム工学・データサイエンス・デザイン思考を融合させ、社会課題の解決とビジネスモデルの創出に挑みました。
今年2月にインドネシアで行ったPBLの続編となる今回。テーマは「Attract Indonesian people to travel the Miura Peninsula(インドネシアから三浦半島へ観光客を誘致する)」。新型コロナウイルスの影響で観光客数が回復せず、外国人観光客の姿もあまり見られない三浦半島に焦点を当て、インドネシアからの旅行者を呼び込むためのビジネスモデルを提案しました。期間中、学生たちは英語でのコミュニケーションをとりながら、ニーズ分析や2泊3日の現地調査、アイデア設計、プレゼン資料作成に取り組みました。
最終発表会では、京浜急行電鉄株式会社のご担当者を審査員にお迎えし、冒頭には京浜急行株式会社 新しい価値共創室 島部長より、激励のご挨拶をいただきました。学生たちは緊張感のあるなか、英語での発表と質疑応答に挑戦。審査員の皆様からは「どのようにPRするか」「三浦でしかできない理由は何か?」など社会の第一線の視点から鋭い質問が投げかけられました。
ビジネスモデルの提案を行う本プログラムを通して、学生たちはシステム工学の理解を深めるとともに、アントレプレナーシップや異なる文化的背景を持つ仲間と協働する力を高めました。
なお運営には社会システム科学研究室(担当:市川学教授)の修士学生もTAとして参加し、各チームの補助に尽力しました。







