【ボリュメトリックビデオ×メタバース】デザイン工学部「プロジェクト演習8」最終発表会が行われました

2025/06/05
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課題発見・問題解決・提案のプロセスを実践的に経験するデザイン工学部の特徴的な授業「プロジェクト演習」。5月29日、「プロジェクト演習8」(担当:益子宗教授)の最終発表会が行われました。
本授業では、企業や学外のステークホルダーから課題を発掘し、アイディア提案、サービスや製品のプロトタイプ制作まで行うという、一連のデザインプロセスを実践しており、今回は江東区に本社を構える株式会社クレッセント様にご協力いただきました。

 

最終課題は「ボリュメトリックビデオ(※)を活用した新しいメタバース体験の提案」。最終発表会で学生たちは、工夫を凝らしたプレゼンテーションに加え、制作したデータを用いたデモンストレーションを実施しました。学生たちの提案には、結婚式における新しい参列スタイルや、人との関わりに不安を感じる方に向けた社会参加に向けて一歩を踏み出すための支援ツールとしての活用など、メタバース技術の可能性を追求した多様なアイデアが見られました。

デモンストレーションにあたっては、クレッセント様全面協力のもと、リアルタイムでボリュメトリックビデオを撮影・配信するスペースが用意されました。普段触れる機会のない最先端の貴重な機材に、学生たちは大きな関心を寄せ、この機会を逃すまいと、発表終了後にも機材を熱心に操作する姿が印象的でした。

受講した学生からは「企業の方にご協力いただいたことで、実現可能性を意識した具体的な提案が求められました。」「中間発表の悔しさを糧に、納得いただける内容を目指して準備しました。プレゼンも褒めていただき、今は“よしっ!”という気持ちです。」と、多くの学びと成長を感じさせる声が聞かれました。

※ボリュメトリックビデオ・・・時間と空間を丸ごと撮影して3Dデータ化する技術

ギャラリー(授業の様子)

 
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