最先端の機器を利用できる共通機器・ものづくりセンター「テクノプラザⅣ」が『iF デザイン賞 2025』を受賞しました
2025/03/05
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豊洲キャンパスにある、最先端の機器を利用できる共通機器・ものづくりセンター「テクノプラザⅣ」が『iF デザイン賞 2025』を受賞しました。
『iF デザイン賞(iF design award)』は、IDEA 賞(アメリカ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)と並び「世界 3 ⼤デザイン賞」の1つとされ、今回のコンテストには世界66カ国から約11,000点の応募がありました。
テクノプラザⅣの整備にあたっては、本学建築学部・山代悟教授とビルディングランドスケープが意匠設計を担当し、世界初のガラスつづら折り構造が採用されています。
『iF デザイン賞(iF design award)』とは
『iF デザイン賞(iF design award)』は、ドイツ・ハノーファーを拠点とする、デザイン振興のための国際的な組織インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)が1953 年から主催し、毎年全世界の⼯業製品等を対象に優れたデザインを選定するものです。IDEA 賞(アメリカ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)と並び「世界 3 ⼤デザイン賞」と呼ばれています。プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア、プロフェッショナルコンセプトの 7 つの部⾨から優秀デザインを討議し、各分野の年間優秀デザインが表彰されています。テクノプラザⅣについて
世界初のガラスつづら折り構造の「テクノプラザⅣ」が完成~豊洲キャンパスで多種多様な機器を共用利用~


受賞コメント
建築学部 山代 悟教授
「テクノプラザⅣ」は豊洲キャンパス教室棟一階のがらんとしたロビーだった場所に作り上げたファブラボです。多くの学生が朝早くから授業時間のあとまでこの場所を使っている姿を見かけると、設計者としてとても嬉しいです。
ガラスを構造体とした世界でも類のないもので、ジョイントに使っている木の塊が宙に浮いたように見えます。ここで作業している人の姿や様々な機材や材料などを、見慣れないガラスの構造体越しに眺めることができます。
『iF デザイン賞』はドイツで1953 年に始まった工業製品等の世界 3 大デザイン賞のひとつです。大学のなかの場がそのような賞を受けることができ、デザイナーとして、そして教育者として非常に嬉しく思っています。

受賞情報
名称 | SIT テクノプラザⅣ |
受賞部門 | Interior Architecture |
カテゴリー | Public Interiors |
施主 | 芝浦⼯業⼤学 |
デザイン | ビルディングランドスケープ |
竣工時期 | 2023 年 |
開発期間 | 2 年以内 |
地域 | アジア/⽇本 |
利用者 | 消費者/⼤学 |