SBMC Junior ビジネスアイデア発表・交流会を行いました
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2024年11月9日芝浦工業大学豊洲キャンパスにてSBMC Junior ビジネスアイデア発表・交流会を行いました。
本発表会は中高生によるピッチイベントで、文部科学省のスタートアップ支援のプログラムの一環である「SBMC Junior」主催のイベントとして今年度で2回目の取り組みとなります。併設校である芝浦工業大学附属中学高等学校、芝浦工業大学柏中学高等学校、連携協定校である山脇学園中学校・高等学校、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校、実践女子学園中学校高等学校の5校から、中高生総勢32名(11チーム)が豊洲キャンパスに集まり、考案したビジネスアイデアを発表しました。
イベントの冒頭で、SBMC Junior委員会の委員長である奥田 宏志 教授より開会の挨拶が行われ、「この発表会を通して、いろいろな価値観を知ってほしい」と参加生徒にメッセージが送られました。その後、参加生徒はこの日までに検討を重ねてきたビジネスアイデアについて熱意を込めた発表を行いました。発表後の質疑応答では、多くの生徒からプレゼンに対して質問や課題が積極的に投げかけられ、発表チームと活発的な議論のやり取りが生まれました。また、今回は生徒が他のチームが発表する際の司会進行を行ったことで、前回にも増してアットホームな会となりました。
全チームの発表後、磐田朋子副学長より参加生徒にメッセージが送られました。その中で磐田副学長は、参加生徒が普段の学校生活を送りながらも、こうした取り組みに参加する意欲を持っていることへの喜びと、環境問題や社会問題等様々なところにビジネスの種が落ちていることに関心を寄せていることへの感動を伝えられました。
発表会後の交流会では、各チームの発表資料のパネル前で発表内容について更に質問する等、積極的な交流が行われました。閉会の挨拶では、古瀬利博BOiCEセンター長が「発表において社会課題や身の回りの困りごとをきっちり捉え、それを5分間のプレゼンに良くまとめている。素晴らしい」と生徒達の発表を称えつつ、参加生徒、参加中高の先生方への御礼の言葉で締めくくり、盛会の内に終了しました。
今回参加した生徒からは、「他のグループのアイデアを沢山見ることが出来た」「他校の生徒のビジネスアイデアから新たな発見が得られ、視野が広がった」「色々な人から自分たちのビジネスアイデアについて意見を聞くことが出来た」等、会に対する好意的な声があり、生徒たちにとって良い経験の場となったことが窺えました。




SBMC Juniorは、芝浦工業大学が主催するビジネスモデルコンペティションSBMC(Shibaura Business Model Competition)を中高生向けに「アントレプレナーシップ教育プログラム」として新しく実施するものです。このプログラムによって、中高大連携・中高間連携の強化、中高の「探究型教育」の深堀が期待され、将来のアントレプレナー人材の育成を目的としています。
SBMC Juniorは、芝浦工業大学が共同機関として参画するGTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem)(https://gtie.jp/about/)として、文部科学省・JSTのスタートアップ・エコシステム形成支援の採択を受け、芝浦工業大学が実施するものです。