第18回SEATUCシンポジウム（SEATUC2024）が開催されました

2月27日(火)、28日(水)、芝浦工業大学豊洲キャンパスにて第18回SEATUCシンポジウム（SEATUC2024）が開催されました。本学での実施は2016年以来３回目で、加盟する８大学から総勢211名（対面：182名、オンライン：29名）が参加しました。

開会式では、山田純学長による開会の挨拶に始まり、本学発ベンチャー企業第１号である株式会社ハイパーデジタルツインの新熊 亮一CTO（芝浦工業大学工学部情報工学科教授）、伊東 敏夫CEO（2023年3月芝浦工業大学システム理工学部教授定年退職）によるスピーチが行われ、その先進的な事業内容と本学のベンチャー企業創出支援制度について紹介されました。

各教室で行われたプレゼンテーションでは、スライド発表（テクニカル・セッション）やポスター発表（イノベーティブ・セッション）により、各校の学生たちが自身の取り組む研究成果を報告しました。会場では、それぞれの発表に対して教員が質問・アドバイスをする様子が見られ、各国の学術情報の交換が活発に行われる場となりました。
また、海外協定校の代表が出席した運営委員会では、次回の開催校であるホーチミン市工科大学（ベトナム）から第19回SEATUCシンポジウム（SEATUC2025）について説明がされたほか、 ガジャマダ大学（インドネシア）が再来年の第20回SEATUCシンポジウム（SEATUC2026）開催校に決定しました。
さらに、プレジデントパネルでは「GX¹・DX²時代におけるイノベーションとアントレプレナーシップの育成」をテーマに海外協定校の代表らが意見を交わしました。本学からは磐田朋子副学長が登壇し、⼤宮キャンパス再整備プロジェクト「O-CAMP（Omiya Campus Master Plan）2027」のほか、本学のSDGsへの取り組みなどについて紹介したのち、環境問題に関して熱く議論しました。

閉会式では、プレゼンテーションセッションの表彰式が執り行われ、そのプレゼンターを務めた高崎明人副学長によるスピーチで2日間の集いに幕を下ろしました。
１：グリーントランスフォーメーション、２：デジタルトランスフォーメーション


■参加協定校
・ガジャマダ大学（インドネシア）　Universitas Gadjah Mada (UGM), Indonesia
・キングモンクット工科大学トンブリ校（タイ）　King Monkut’s University of Technology Tonburi (KMUTT), Thailand
・スラナリー工科大学（タイ）　Suranaree University of Technology, (SUT) Thailand

・ハノイ理工科大学（ベトナム）　Hanoi University of Science and Technology (HUST), Vietnam
・バンドン工科大学（インドネシア）　Institut Tecknologi Bandung (ITB), Indonesia

・ホーチミン市工科大学（ベトナム）　Ho Chi Minh City University of Technology (HCMUT), Vietnam

・マレーシア工科大学（マレーシア）　Universiti Teknologi Malaysia (UTM), Malaysia　　　　　　　　（50音順、本学除く）１：グリーントランスフォーメーション、２：デジタルトランスフォーメーション