芝浦工業大学と実践女子大学・実践女子学園中学校高等学校が連携協定を締結

2023/12/13
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芝浦工業大学(東京都江東区/学長山田純)は、1211日、実践女子大学(東京都日野市/学長 難波雅紀)、実践女子学園中学高等学校(東京都渋谷区/校長 湯浅茂雄)と連携協定を締結しました。
芝浦工業大学と実践女子学園はこれまで定期的な情報交換を行い、大学間ではグローバルPBLプログラムの共同実施の検討、高大間では芝浦工業大学開催のサマーインターンシップに実践女子学園高等学校の生徒が参加する等、実質的な連携を進めてきました。さらに両者の関係を強固にし、相互の人的・知的資源の交流・活用を図り、それらを通して教育研究活動の活性化、将来必要とされる人材育成に寄与することを目的に、連携協定を締結することになりました。教育・研究のみならず正課外での交流や施設利用等、幅広い連携を行っていく予定です。また、中高・大学間の協定では、近年の理系ニーズ増加に対応し、高校教育と大学教育の接続と連携に資する探究活動や出張授業の実施等を行っていきます。

【芝浦工業大学ニュース】芝浦工業大学と実践女子大学 実践女子学園中学高等学校が連携協定. (597.4KB)

 
協定締結式の様子

協定締結式の様子(左から実践女子大学 難波雅紀学長、芝浦工業大学 山田純学長、実践女子学園中学校高等学校 湯浅茂雄校長)

 

▼芝浦工業大学 山田純学長のコメント
「社会に学び社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神に掲げ、実践型技術者の育成に取り組んできた。理工系分野の女性が極端に少ないという社会課題に取り組むことは、建学の精神の実践と考えている。今回の実践女子大学と実践女子学園中学校高校との連携協定が相乗効果をもたらし、多くの女性理工系人材を輩出することを期待している。

▼実践女子大学 難波雅紀学長のコメント
「社会を改革し未来を切り開いていくグローバル人材の育成」を本学は教育目標に掲げており、現代のグローバル化時代で学生が社会に貢献していくためには、「課題解決力や異文化に対する理解」などの「AIに代替できない能力・態度」を身に付ける教育が重要。国内トップクラスの理工系単科大学、SGU校である芝浦工業大学との連携は、本学にとり非常に大きな意義がある。今後、「文理横断的な論理的な思考力」を学生が身につけること、グローバル化推進などにおける多様な連携を念頭に置いて、本学単独では提供できない新たな側面の価値提供の拡大を図りたい。

▼実践女子学園中学校高校 湯浅茂雄校長のコメント
芝浦工業大学との連携に関する協定は、本校にとり、とても大きな意味を持つ。本校で理系希望の割合が増えており、このことは本校の中学入学時の偏差値が、4年前に比較して10ポイント以上上昇していることも影響している。理数系教育を強化する途上にある本校にとり、芝浦工業大学との連携は願ってもないことだ。今夏、芝浦工業大学が開催した「女子高校生対象サマーインターンシップ」には、高2の理系希望の生徒が参加し、研究室に伺わせていただいた。定員を大きく上回る希望者があった。