SBMC Junior ビジネスアイデア発表・交流会を行いました

2023/12/08
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 20231118日芝浦工業大学豊洲キャンパスにてSBMC Junior ビジネスアイデア発表・交流会を行いました。
 本発表会は、中高生によるピッチイベントで、文部科学省のスタートアップ支援のプログラムの一環である「SBMC Junior」主催のイベントとしては、初の試みとなります。併設校である芝浦工業大学附属中学高等学校、芝浦工業大学柏中学高等学校、連携協定校である山脇学園中学校・高等学校、昭和女子大附属昭和中学校・高等学校の4校から、中高生総勢45名(16チーム)が豊洲キャンパスBOiCE(ベイエリア・オープンイノベーションセンター)に集まり、考案したビジネスアイデアを発表しました。

 イベントの冒頭で、SBMC Junior委員会の委員長である奥田 宏志 教授より開会の挨拶が行われ、「大勢の前で自分たちのアイデアを発表するということで緊張することもあると思うが、この挑戦を是非楽しんでいただきたい。また自身の発表だけでなく、他の生徒がどのようなアイデアを発表しているかにも耳を傾け今後の経験に活かして欲しい。」と参加生徒にメッセージが送られました。その後、学内外有識者がメンター(指導者)として各チームにプレゼンテーション指導を実施しました。発表本番では、どのチームもこの日までに検討を重ねてきたビジネスアイデアについて熱意を込めた発表を行いました。質疑応答ではメンターだけでなく、多くの生徒からもプレゼンに対して質問や課題を積極的に投げかけられ、発表チームと活発的な議論のやり取りが生まれました。

 発表会後の交流会では、9月に開催した芝浦ビジネスモデルコンペティション(SBMC)で優秀賞を受賞した高校生チームによるプレゼンテーションが行われました。
 交流会後、磐田朋子副学長より参加生徒にメッセージが送られました。その中で磐田副学長は、一生懸命発表を行った中高生を称えるとともに、「世の中の課題を解決する技術が普及するには、消費者の視点で考えることが求められている。湧き上がる発想が既にある皆様には、様々な視点を持つために、複数の広い分野で知識を積み上げていって欲しい。」とエールを送りました。

 閉会の挨拶では、古瀬利博BOiCEセンター長が「世の中に起きていることを学習し、自ら課題を見つけ、その課題をどう解決するかについて考え、聞き手に理解できるように、上手くプレゼンできていた。」と生徒達の発表を称えつつ、参加生徒、参加中高の先生方、メンターへの御礼の言葉で締めくくり、盛会の内に終了しました。

 
 

SBMC Juniorは、芝浦工業大学が主催するビジネスモデルコンペティションSBMCShibaura Business Model Competition)を中高生向けに「アントレプレナーシップ教育プログラム」として新しく実施するものです。このプログラムによって、中高大連携・中高間連携の強化、中高の「探求型教育」の深堀が期待され、将来のアントレプレナー人材の育成を目的としています。

SBMC Juniorは、芝浦工業大学が共同機関として参画するGTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem)(https://gtie.jp/about/)として、文部科学省・JSTのEDGE-PRIME Initiativeの採択を受け、芝浦工業大学が実施するものです。