パラリンピック日本代表が大宮キャンパスで学生にシッティングバレーボールを指導
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2023年12月6日に大宮キャンパスに世界で活躍するパラスポーツ選手が来校し、「ウェルネス・スポーツ(担当:浜野教授)」の授業を受講している学生たちが、シッティングバレーボールの指導を受けました。埼玉県と芝浦工業大学の共同開催で、2008年北京パラリンピック、2020東京パラリンピック大会日本代表の高砂選手をメイン講師に、シッティングバレーボールチームの埼玉レッドビーズ、チームアミーゴの選手たち総勢13人による学生へのデモンストレーションと指導が実現しました。
多くの学生がシッティングバレーボールを初めて体験し、世界レベルのプレーを目の当たりにし、その迫力を楽しみました。全員の明るい表情と楽しい指導により、学生たちも初めからリラックスした状態でシッティングバレーボールを楽しむことができました。高砂選手から初めに「シッティングバレーボールは健常者と障がい者が一緒にプレーできる競技」だと説明がありました。学生たちは障がいも性別も関係なくチームを組み、座ってしまえば大きな差もなく、一つのチームで戦うことができました。それぞれの個性を尊重し、多様性への理解や障がい者への接し方など多くのことを体感できる機会となりました。
シッティングバレーボールは、健常者と障がい者が一緒にプレーできるスポーツです。基本的には6人制バレーボールと同様のルールです。ただし、床に臀部の一部が接触した状態でプレーすることが求められます。1チームは6人編成で、一般のバレーボールよりもネットの高さが低く、狭いコート内で行われます。サーブ、ブロック、スパイクなどの際に床から臀部を浮かすとファウルとなりますが、レシーブの際の短時間なら離れていても許されます。
埼玉県では「学校向けパラスポーツ体験会・埼玉ゆかりのパラアスリートによる体験型講演会」を実施しています。パラスポーツの普及・拡大及び障碍者への理解を促進することを目的として、芝浦工業大学も派遣校の一つとして開催が実現しました。
https://www.pref.saitama.lg.jp/spo-navi/approach/parasports/taikenkouryukai.html