宮脇 正嗣さんが第75回セメント技術大会にて優秀講演者賞を受賞
2021/07/26
- 社会基盤学専攻
【受賞者】
宮脇 正嗣 さん(社会基盤学専攻1年)
【指導教員】
伊代田 岳史 教授(土木工学科/先進国際課程)
【学会・大会名】
第75回セメント技術大会
【賞名】
優秀講演者賞
【発表題目】
水結合材比の異なる膨張材CA₂併用コンクリートの遮塩性能の評価方法の検討
宮脇 正嗣 さん(社会基盤学専攻1年)
【指導教員】
伊代田 岳史 教授(土木工学科/先進国際課程)
【学会・大会名】
第75回セメント技術大会
【賞名】
優秀講演者賞
【発表題目】
水結合材比の異なる膨張材CA₂併用コンクリートの遮塩性能の評価方法の検討
日本では海からの飛来塩分や、凍結防止剤の使用に起因するコンクリ―ト中への塩化物イオンの浸透による鉄筋腐食が問題となっています。そこで塩化物イオンのコンクリート中への浸透を抑制する特殊な材料を用いて耐塩性の高いコンクリートを作製し、その遮塩性能を正しく評価することを目的としました。
【研究内容】
本研究では、新たに開発された特殊な材料をコンクリートに混和し、2つの異なる試験方法でその遮塩性を確認しました。その結果、従来の方法では実際には遮塩性が高いにも関わらず、その遮塩性を正しく評価できない可能性が示唆されました。
【今後の展望】
日本は周囲を海に囲まれているため、塩化物イオンの浸透によってコンクリートの剥離・剥落が生じてしまいます。それを未然に防ぐために、材料面の工夫によって耐塩性に優れたコンクリートを生み出し、その性能を正しく評価する方法を考案することを目指します。
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