クリエンサック マスノック さんが3rd IEEE Eurasia Conference on Biomedical Engineering, Healthcare and Sustainability 2021, Tainan, TaiwanにてBest Conference Paper Awardを受賞

【研究目的】
頻脈性不整脈患者の治療法であるカテーテル式カーディアックアブレーション（心臓組織に対する焼灼）術において、より安全な治療を可能にする為に、実験装置を構築して、カテーテル接触力と焼灼インピーダンス変化との関係性を検証しました。

【研究内容】
​分脈性不整脈治療法である高周波電流通電によるカテーテル式心筋焼灼術環境を模擬する実験装置を構築し、カテーテル接触力と焼灼時のインピーダンス変化量との関係性を明らかにしました。

【今後の展望】
​カテーテル式カーディアックアブレーション術において、より安全で効果的な治療のために、あるいは将来の治療方法の自動化技術の構築のためにも、様々な物理条件下でデータを蓄積する事が必要です。その結果、手術の前に予め治療方針を計画する事が可能になります。