長木麗央さんがエイブル空間デザインコンペティションにてファイナル6選を受賞

2026/11/05
  • 建築学部
NAGAKI-Reo

受賞者
長木 麗央さん(建築学科・UAコース・建築ランドスケープ専攻)

指導教員
小塙 芳秀 教授(建築学部)

大会名
エイブル空間デザインコンペティション

賞名
ファイナル6選

作品名
Ctrl+□

作品の説明
発表作品「Ctrl+□」は、現代のワンルームが寝る・食べる・働く・洗うといった生活機能ごとに効率化される一方で、その行為へ移るまでの「心」を受け止める場所がないことに着目した提案です。そこで、単体では機能を持たず、別のキーと組み合わせることで操作を助けるCtrlキーになぞらえ、住まいの中心に「Ctrl Room」と「Ctrl Wall」を設けました。立ち止まる、寄りかかる、物を置くといった小さな行為を受け止めることで、「したい」という気持ちから実際の行為へ移るまでの摩擦をやわらげます。制作で最も苦労したのは、形のない「心」という抽象的なテーマを、単なる象徴表現ではなく、球状の空間や壁の厚み、開口、動線といった具体的な建築操作へ落とし込むことでした。心のための余白が、実際の暮らしの中でどのように働くのかを何度も検討しながら設計しました。

作受賞の感想、今後の展望
受賞できたことを素直に嬉しく思います。自分なりに考え続けた「心と行為のあいだ」というテーマを評価していただけたことが、とても励みになりました。今後も、人の感情や日常の小さな変化に寄り添いながら、建築だからこそできる提案を追求していきたいです。