森田恵さんが第2回ハロゲンシンポジウムにてポスター賞受賞

2026/09/10
  • 応用化学専攻
  • SWiTCH

受賞者
森田 恵さん(理工学研究科・応用化学専攻)

指導教員

堀 顕子 教授(工学部)


学会・大会名

第2回ハロゲンシンポジウム

賞名
ポスター賞

発表題目
芳香族フッ素を導入した非多孔性結晶によるキシレン異性体分離
HORI-Akiko
研究内容
芳香族フッ素とトリアジン環がつくるπ-holeを利用し、空隙を持たない有機結晶によるキシレン異性体の選択的認識・分離を研究しています。各異性体との共結晶形成や粉末X線回折測定を通じて包接挙動を調べた結果、p-キシレンに高い親和性を示し、異性体混合液からp-キシレンを選択的に包接できることを明らかにしました。

研究目的
分子の大きさや物性が非常に似ているため分離が難しいキシレン異性体を、π-hole…π相互作用を利用して選択的に認識・分離できる新しい固体材料を開発することを目的としています。特に、p-キシレンに対する選択性の発現機構を明らかにし、効率的な異性体分離につなげることを目指しています。

今後の展望・課題 
今後は、芳香族化合物の分子間相互作用や温度が分離選択性に与える影響をさらに明らかにし、より高い選択性を示す材料の設計を目指します。キシレン異性体のような類似分子の分離は工業的にも重要であり、従来のエネルギー消費の大きい分離方法に代わる、省エネルギー型の分離材料への応用が期待されます。