篠崎遼さんが軽金属学会第150回春期講演大会にて優秀英語ポスター発表賞を受賞

2026/07/13
  • 材料工学専攻
 

受賞者
篠崎遼さん(材料工学専攻

学会・大会名
軽金属学会第150回春期講演大会

指導教員

芹澤愛教授(工学部)

賞名
優秀英語ポスター発表賞

発表題目
Effects of step quenching on the two-step aging behavior of recycled Al-Si-Cu-Mg-Fe alloys
shinozakiRyo-english
     
研究内容
自動車のリサイクル材を模した、SiやFe、Cuといった不純物を多く含むアルミニウム合金に対し、原子空孔量を制御するため中断焼入れを施し、空孔量とCuが時効挙動に与える影響について調査しました。その結果、原子空孔量が低下することでナノクラスタの形成が抑制されること、またCuによって析出が促進されることを明らかにしました。

研究目的
近年、地球温暖化問題を背景に、自動車の軽量化に向けてアルミニウム合金が使われています。また、リサイクル材を活用することで、合金を作るときのエネルギーを大きく低減することができます。そこで、今後はリサイクルした材料で製品を作る必要がありますが、リサイクル材は不純物を多く含むことから強度の低減が大きな課題となります。本研究では、原子空孔量に着目し、強度向上の手法である時効硬化への影響を調査しました。

今後の展望・課題 
今回の結果を踏まえ、今後は工業的な熱処理時間の短縮を目指し、さらなるリサイクル材の用途拡大を目指します。