髙野叶夢さんが第30回日本フードファクター学会学術集会にてYoung Investigator Award(YIA)を受賞

2026/03/26
  • システム理工学専攻

受賞者
髙野 叶夢さん(システム理工学専攻)

指導教員

廣田 佳久教授(システム理工学部)

学会・大会名

第30回日本フードファクター学会学術集会


賞名
Young Investigator Award(YIA)

発表題目
ビタミンK栄養状態の指標への応用を目指したMenadioneおよびその抱合体の網羅的定量法の確立
takano
研究内容
我々は精密な測定が困難であったビタミンK代謝物のメナジオンを誘導体化によって高感度に測定できる方法を確立しました。また、メナジオンの大部分は生体内で抱合体に変換されるため、メナジオン抱合体の標準品を合成し、質量分析計による測定方法を決定しました。これらの手法でマウスとヒトの血中および尿中のメナジオンとその抱合体量を測定することに成功しました。

研究目的
脂溶性ビタミンであるビタミンKは緑黄色野菜や発酵食品に含まれる栄養素です。これまでに、体内のビタミンK量を簡便に測定できる方法は見出されたおりません。そこで本研究では、尿を用いて、体内のビタミンK代謝物を測定することで、簡便にビタミンKの栄養状態を評価する方法の確立を目指しました。

今後の展望
本研究より、メナジオンとその抱合体の測定方法を確立することができました。今後は本手法でさらにメナジオンの測定を進めていき、体内のビタミンKの栄養状態を簡便に把握し、栄養状態の新たな評価方法としての社会への実装に繋げていきたいと考えています。