システム理工学専攻・数理科学科の学生チームがICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト(International Collegiate Programming Contest) アジア地区横浜大会に出場しました
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2025年12月6日(土)・7日(日)に横浜産貿ホールで開催された「ICPC 2025 Asia Yokohama Regional(アジア地区横浜大会)」に、システム理工学専攻および数理科学科の学生で構成されたチームが出場しました。
2025年7月4日(金)に実施された国内予選には全国から355チームが参加し、本学チームは45位の成績を収め、アジア地区横浜大会への出場権を獲得しました。
選抜された63チームが参加したアジア地区横浜大会では、全体33位の結果となりました。また、本大会ではスポンサー企業より「RKKCS賞」が授与されました。
受賞者
チーム名: corbeau
堀毛 晴輝(理工学研究科 システム理工学専攻、修士1年)
是川 楓季(システム理工学部数理科学科、学部3年)
古寺 爽楽(システム理工学部数理科学科、学部2年)
コーチ: 岡本 祐希(理工学研究科 機能制御システム専攻 博士2年)
大会名
賞名
RKKCS賞
堀毛:頼もしい後輩たちのおかげで、33位という結果とスポンサー賞をいただくことができました。来年も出場資格があるので、このチームでさらに上を目指して精進します。
是川:2年ぶりにアジア地区大会に出場できて、前より実力が伸びたことを実感できました。来年はさらに良い成績を収められるように精進したいです。
古寺:競技プログラミングを始めてから1年でこのような大会に出場する機会を得ることができ、自身の成長を強く実感しました。来年度も引き続き出場し、より良い成績を残せるよう、日々の練習と実力向上に努めていきたいと考えています。
~ICPCとは~
ICPC(International Collegiate Programming Contest、国際大学対抗プログラミングコンテスト)は、世界各国の大学生を対象に実施されている国際的なプログラミング競技大会です。ICPC Foundation(ICPC財団)が主催しており、同一大学に所属する学生3名で構成されたチームが参加します。競技では、限られた時間内に複数の課題に取り組み、アルゴリズム構築力や実装力、論理的思考力を総合的に発揮することが求められます。
大会は段階的に実施され、まず各国で国内予選が行われます。国内予選の結果およびICPC本部が定める選考基準に基づき、成績上位のチームが地区予選へと進出します。日本ではアジア地区予選として実施されており、各地区大会で優秀な成績を収めたチームのみが世界大会への出場権を獲得します。世界大会には各大学から1チームのみが出場可能であり、大学単位での実力が問われる大会となっています。
出題される課題は多様で、基本的な計算処理を扱う問題から、高度なデータ構造や複数のアルゴリズムを組み合わせて解く問題まで幅広く用意されています。また、本大会はチーム戦である点が大きな特徴です。競技中に使用できるコンピュータは1チームにつき1台のみであるため、解法の検討、実装、デバッグを効率よく分担しながら進める協調性が重要となります。
国内予選はオンライン形式で開催され、制限時間内にどれだけ多くの問題を正確に解くことができるかを競います。今年度の国内予選には355チームが参加し、その中から選抜されたチームがアジア地区予選横浜大会へ進出しました。横浜大会には63チームが出場しており、全国の大学、短期大学、高等専門学校(4年次以上)から多くの学生が本大会に挑戦しています。
過去の本学出場実績
2023年:国内予選 48位 / アジア地区横浜大会 42位
2022年:国内予選 58位 / アジア地区横浜大会 41位