菅井蒼大さんが日本化学会秋季事業 第15回 CSJ化学フェスタ2025にて優秀ポスター発表賞を受賞
2025/12/16
- 工学部
- 材料工学科
受賞者
菅井 蒼大さん(材料工学科)
指導教員
木須 一彰 准教授(工学部)
学会・大会名
日本化学会秋季事業 第15回 CSJ化学フェスタ2025
賞名
優秀ポスター発表賞
発表題目
異種⾦属カチオン添加がマグネシウム電析挙動に与える影響の評価

研究内容
本研究では、次世代の蓄電デバイスとして注目されているマグネシウム金属蓄電池を対象に、Mg(OTf)₂系電解液を用いたマグネシウムの電析特性の評価を行っております。特に、電解液に異種金属カチオンを添加して電気化学的な測定を行った結果、マグネシウムの電析挙動が長期間にわたって安定することを確認しました。また、硫化物系の正極材料を用いた電池評価においても、安定した充放電サイクル特性が得られました。
研究目的
本研究では、次世代の蓄電デバイスとして注目されているマグネシウム金属蓄電池を対象に、Mg(OTf)₂系電解液を用いたマグネシウムの電析特性の評価を行っております。特に、電解液に異種金属カチオンを添加して電気化学的な測定を行った結果、マグネシウムの電析挙動が長期間にわたって安定することを確認しました。また、硫化物系の正極材料を用いた電池評価においても、安定した充放電サイクル特性が得られました。
研究目的
マグネシウム金属電池は、リチウム電池に代わる新しい電池として注目されていますが、まだ実際に使える段階には達していません。この研究では、マグネシウムを使った電池を長く安定して使えるようにすることを目指し、実用化につながる技術の開発を進めています。
今後の展望
今後の展望
今後の研究では、マグネシウム金属表面の成分を調べることによって、異種金属カチオンを添加したときの影響をさらに追及していきたいです。