重冨志門さん、畑勝裕准教授が IFEEC にてBest Paper Awardを受賞
2025/12/11
- 電子工学科
受賞者
重冨 志門 さん(電子工学科)
畑 勝裕 准教授(工学部)
小原 秀嶺 准教授(横浜国立大学)
指導教員
畑 勝裕 准教授(工学部)
学会・大会名
2025 International Future Energy Electronics Conference (IFEEC 2025)
賞名
Best Paper Award
発表題目
A Basic Study on Feedback Control of Conducted EMI in a Three-Phase Inverter Using Digital Active Gate Drive
デジタルアクティブゲート駆動を用いた三相インバータにおける
電磁ノイズのフィードバック制御に向けた基礎検討
デジタルアクティブゲート駆動を用いた三相インバータにおける
電磁ノイズのフィードバック制御に向けた基礎検討

研究内容
パワーエレクトロニクス(パワエレ)機器は、高効率・省エネな電力変換を実現しますが、パワー半導体のスイッチング動作に起因する電磁ノイズの抑制が課題となっています。電磁ノイズによる機器やシステムの誤動作・事故等を防ぐため、これまではノイズ対策部品を使ったハードウェア中心の個別対策が行われてきましたが、本研究では、デジタル技術を駆使した電磁ノイズのオートチューニング技術を提案しました。
研究目的
パワーエレクトロニクス(パワエレ)機器は、高効率・省エネな電力変換を実現しますが、パワー半導体のスイッチング動作に起因する電磁ノイズの抑制が課題となっています。電磁ノイズによる機器やシステムの誤動作・事故等を防ぐため、これまではノイズ対策部品を使ったハードウェア中心の個別対策が行われてきましたが、本研究では、デジタル技術を駆使した電磁ノイズのオートチューニング技術を提案しました。
研究目的
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大、モビリティ電動化等による電力部門の脱炭素化と最終エネルギーの「電化」を推進するため、高効率電力変換器の大量普及に必要な電磁ノイズ対策の無人自動化を目指します。
今後の展望
今後の展望
提案するノイズオートチューニング技術を電力変換器単体だけでなく、複数の電力変換器が接続されるネットワークレベルに拡張し、デジタル技術を駆使した省エネルギーかつ安全・安心な高効率電力供給ネットワークの構築を目指します。また、“高効率な電力変換器の大量導入”と“電力ネットワークのデジタルトランスフォーメーション”を組み合わせ、デジタル技術を活用した電力需給の効率化と脱炭素化(グリーンbyデジタル)に貢献します。