末松拓海さんがGOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2025にて優秀賞を受賞

2025/11/10
  • 建築学専攻
SUEMATSU-Takumi-1

受賞者
末松 拓海さん(建築学専攻)

指導教員
原田 真宏 教授(建築学部)

大会名
GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2025

賞名

優秀賞
※最優秀賞は12/20の講評会にて決定


発表題目
移住者の家_2025

作品について
作品の概要 瀬戸内海の離島への移住計画。移住における異邦人と地域の住人との摩擦を問題とし、「移住器」と名付けられた「場所に応答した建築と什器の中間のような存在」を年毎に制作することで土地の風土や人々と有機的なつながりを築く。出来上がる住宅もまた「移住器」を種子として育てるように仕上げ、「風土の一部であり象徴」となることを目指す。

審査委員による評価
移住という行為がある日突然起きるものでは無く、移住器という什器によってゆるやかに進んでいく様が面白い。ゆっくりと島の人々との関係を築いていくきっかけとして、そして建てるであろう住宅のきっかけともなる移住器が一つ一つ考えられている。本人が実際に3ヶ月島に暮らし、古家の解体に携わったからこそできる作品であろう。移住器や住宅も解体した材料を使って作られているところも良い。できた住宅も増築に増築を重ねたような魅力を放っている。


受賞の感想
貴重な経験をさせていただきありがたいです。