吉田光輝助教が化学とマイクロ・ナノシステム学会にて若手優秀賞を受賞
2025/05/28
- 工学部
受賞者
吉田 光輝 助教(工学部)
大会名
大会名
化学とマイクロ・ナノシステム学会
賞名
賞名
若手優秀賞
発表題目
発表題目
生体分子とハイドロゲルを統合したマイクロロボティクスの開発

研究内容
1. 螺旋状のハイドロゲルを構築し、螺旋状鞭毛の変形による推進速度制御機能を模倣した螺旋状ハイドロゲルマイクロロボットの開発を行った。
2.DNAアプタマーをハイドロゲルに架橋した繰り返し利用可能な高感度センサを構築した。
3.筋肉を構成するモータたんぱく質とコラーゲンゲルを用いて、筋肉の階層構造を模倣した人工筋肉の実現を行った。
研究目的
2.DNAアプタマーをハイドロゲルに架橋した繰り返し利用可能な高感度センサを構築した。
3.筋肉を構成するモータたんぱく質とコラーゲンゲルを用いて、筋肉の階層構造を模倣した人工筋肉の実現を行った。
研究目的
DNAやタンパク質などの生体分子は、生体内で重要な役割を持ち、その機能性の高さから次世代のコンピュータやセンサ、アクチュエータなどへの応用が期待されている。しかしながら、生体分子を1つ1つボトムアップ的に組み上げて、マクロスケールまで機能を拡張し、システムを実現するのは困難である。そこで、水分を含む高分子のネットワークで構築された材料であるハイドロゲルを基盤として、生体の構造を模倣することで、生体分子の機能を活かしたマクロスケールのセンサ、アクチュエータの実現に取り組んだ。
今後の展望
今後の展望
生体の持つ優れた機能を機械システムに応用することで、環境への適応性や自律性を有するハイブリッドシステムに展開していく。

