中村晃輔さんが2024年度日本建築学会大会(関東)学術講演会 環境工学部門にて若手優秀発表賞を受賞
2025/01/29
- 建築学専攻
受賞者
中村 晃輔 さん(理工学研究科 建築学専攻 修士1年)
指導教員
秋元 孝之 教授(建築学科)
学会・大会名
2024年度日本建築学会大会(関東)学術講演会 環境工学部門
賞名
若手優秀発表賞
発表題目
対流・放射併用型空調システムを導入したテナントオフィスビルの研究 その7:
ABW型オフィス運用に向けたレイアウト・働き方がコミュニケーションに与える影響に関する検討

研究目的
レイアウト・働き方を変更したオフィスを対象にコミュニケーションに与える影響について定点カメラを用いて客観的に評価する。また、コミュニケーション量と知的生産性の関係について検討する。
研究内容
本研究では固定席型からフリーアドレス型に変更した執務室において、レイアウト及び働き方が執務者のコミュニケーション量に与える影響について定点カメラを用いて客観的に評価した。コミュニケーション量の増加を確認し、働き方・レイアウトに依存することが示唆された。
今後の展望
労働人口の減少や働き方改革による労働時間の減少に対して、知的生産性を向上させる必要がある。ABWオフィスでの働き方・レイアウトがコミュニケーション量の増加や知的生産性の向上に寄与するか、継続的に評価していく。