御園玲央さんがThe 16th International Conference On Genetic and Evolutionary ComputingにてBest Paper Awardを受賞
2024/09/13
- 電気電子情報工学専攻
研究目的
夏に交通騒音測定を行うとき、セミの鳴き声が入ると録音の邪魔になります。そこで、セミの鳴き声による騒音影響を明らかにするために、セミ1匹当たりの鳴き声の大きさについて研究しています。
研究内容
本研究では、防音箱の自由音場にミンミンゼミを入れて鳴き声を測定して、雑音のない正確な鳴き声の大きさを分析しました。ミンミンゼミが発した長時間の主鳴音の騒音レベルと変動量を明らかにして、騒音環境基準の指標と比較しました。
今後の展望
交通騒音測定点における、車の音とセミの鳴き声の騒音レベルのSN比の推定に役立つと期待されます。また、交通騒音測定点をセミからどの程度離すべきかという距離情報を提供できると考えています。