朝火龍之介さんと井上玲奈さんがMATLAB EXPO 2024 JAPANにて2024 BEST POSTER AWARD Third placeを受賞

2024/08/20
  • システム理工学専攻
  • 生命科学科

受賞者
朝火 龍之介さん(システム理工学専攻 2年)
井上 玲奈さん(生命科学科 4年)

指導教員

佐藤 大樹 教授(生命科学科)

学会・大会名
MATLAB EXPO 2024 JAPAN

賞名
2024 BEST POSTER AWARD Third place

発表題目
MATLABを用いたトモグラフィ型触覚センサの開発:
画像再構成から把持識別まで

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 研究目的

手指運動は、乳幼児や高齢者において幅広く認知能力と関わりがあることが報告されており、特に「つまみ」動作に代表される精緻な母指対向運動が注目されている。そこで本研究では、柔軟性・拡張性の高い触覚センサを用いた精緻な手指運動の評価システムの開発に取り組んだ。


研究内容

本研究では、MATLABを用い、接触抵抗式トモグラフィ型触覚センサの画像再構成ソフトの開発を行った。また、開発したソフトウェアと触覚センサを用い、ヒトのつまみ動作の分類を行った。


MATLAB:MathWorks社が開発している数値解析ソフトウェアであり、数値線形代数、関数とデータの可視化、アルゴリズム開発、グラフィカルインターフェイスの機能を有している。

接触抵抗式トモグラフィ型触覚センサ:二層の導電体接触時に生じる電気接触抵抗が接触圧力により、変化することを応用した触覚センサです。複数電極の接地条件・計測電極を切り替えて取得した電圧情報を基に逆問題を解くことで接触の分布を推定します。


今後の展望

・ヒトの精緻な手指運動評価システムの開発

・教育用玩具への応用