藤原由奈さんが軽金属学会第146回春期大会にて優秀ポスター発表賞を受賞
2024/05/21
- 材料工学専攻
- 工学部
研究目的
層状化合物(MXene)とセルロースナノファイバーを負極に修飾することによってアルミニウムイオン電池の充放電のサイクル性能向上を目的とした。
研究内容
負極における析出・溶解反応時に凹凸ができてしまうことが問題であった。本研究においては、MXeneが負極表面の析出溶解反応を抑制させたため、凹凸構造が形成されることを防ぎサイクル回数が増えた。
今後の展望
アルミニウム電池は現在使われているリチウムイオン電池より安全で安価である。また、理論的にも体積容量が大きいと言われている。これらより、リチウムイオン電池の代替電池となる可能性がある。