2022年度 成果報告

寄付総額


学校法人芝浦工業大学

2022年度は総額4億2,193万3,536円の温かいご支援を頂戴しました。

学校名 寄付金額
芝浦工業大学 349,667,228円
附属中学高等学校 46,815,308円
柏中学高等学校 25,451,000円

このうち個人の皆様からは、687件、約7,200万円のご支援を頂戴しました。



芝浦工業大学

2022年度は総額3億4,966万7,228円の温かいご支援を頂戴しました。

寄付目的等 寄付金額 詳細
豊洲キャンパス第二校舎建設事業資金 7,429,000円 豊洲キャンパス第二校舎建設のための資金に充てられます。
大宮キャンパス施設整備資金 73,574,000円 大宮キャンパスの施設を整備するための資金に充てられます。
グローバル化推進支援資金 2,704,000円 グローバル化推進のための資金に充てられます。
課外活動支援寄付 9,663,367円 体育会・文化会に所属する各団体への援助金に充てられます。
女子の修士・博士進学支援基金 11,902,000円 「未来を担う理工系女性技術者の育成」のため、女子生徒の理工系進学を支援する資金に充てられます。
コロナ対策学生支援プロジェクト募金 12,315,000円

新型コロナウイルス感染症拡大による経済的困窮に伴う退学者を一人も出さないことを目標に、学生のための経済的支援を行うための資金に充てられます。

校友会 11,250,000円 校友会(卒業生団体)からのご支援です。
入学式等教育事業後援費    5,000,000円
公募制推薦(女子)入学者選抜 6,000,000円
芝浦祭大宮祭等        250,000円
後援会 91,601,507円 後援会(保護者団体)からのご支援です。
父母懇談会開催諸経費援助   4,400,000円
学生関係事業(課外活動振興助成費) 1,699,000 円
学生関係事業(研究活動奨励助成費)  8,293,057円
学生関係事業(教育等奨励助成費)  63,709,450円
後援会奨学事業援助         13,500,000円
エスアイテック育英奨学金基金 20,000,000円 人物、学業成績が優秀で意欲的に課外活動に参加していると認められる学生に対し給付し、勉学と課外活動を奨励することを目的とした奨学金のための資金に充てられます。
研究奨励寄付 92,671,354円 教育研究の振興及び助成を目的として、各種団体及び民間企業等から承る寄付金です。
その他 16,557,000円 その他、使途を特定いただいた寄付金です。
芝浦ビジネスモデル・コンペティション運営資金 7,050,000円
アントレプレナーシップ醸成支援       7,000,000円
デザイン工学部研究資金           1,000,000円
有元史郎記念奨学基金            1,000,000円
芝浦技術士会 事業運営資金           500,000円
SITパートナーズ               7,000円

附属中学高等学校

2022年度は総額4,681万5,308円の温かいご支援を頂戴しました。

寄付目的 寄付金額
教育環境整備充実サポート寄付 26,400,000円
グローバル人材育成サポート寄付 5,800,000円
教育研究・課外活動サポート寄付 850,000円
使途特定寄付 13,765,308円



柏中学高等学校

2022年度は総額2,545万1,000円の温かいご支援を頂戴しました。

寄付目的 寄付金額
教育研究環境整備資金 14,410,000円
使途特定寄付 11,041,000円


 

寄付金の活用・成果

豊洲キャンパス第二校舎建設事業資金

 本部棟1階に、世界的建築家・坂茂氏の設計によるレストラン「銀座シシリア豊洲店」とカフェ「SIT Global Caffe empowered by Segafredo」がオープン。寄付金は内装費や什器備品費に活用しました。3階には、卒業生・阿出川悟さまのご寄付により、240インチLEDビジョン(W5.25m、H3m)を備え付けた阿出川シアターを開設。イベントやプレゼンテーション、情報発信に利用しています。また、大階段を緑化しフラワーガーデンをオープン。季節ごとに植替えを実施し、一年を通して綺麗な花を咲かせています。トップステ ージ上にはシバウラキッズパークもオープン。本部棟建設とともに、学生教職員および地域の方々の憩いの場として整備しまし た。寄付金は花壇の維持・設置費、遊具購入費に活用しました。 今後も学生のみならず地域の方々にも愛される、開かれた大学を目指しています。
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大宮キャンパス施設整備資金

 大宮キャンパスでは、以前よりキャンパスの再編計画が行われており、システム理工学部は社会に必要とされる分野を拡充し、従来の学科制から課程制への移行を構想しています。 これには学生収容定員と教員をそれぞれ増員する必要があり、 新しい施設の建設が望まれます。2023年度は、1期工事となる新施設の実施設計が行われ、2023年度末に工事に着手し、 2025年12月末の完成を目指します。また、再編計画の一つである森の復興については、ナラ枯れの被害が深刻である事から、4号館前の雑木林の整備を行い、明るく学生が集える場所として2024年3月末の完成を目指します。今後は、2期工事となる既存体育館の改修や3期工事となるバスターミナル周辺の計画を検討してまいります。

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グローバル化推進支援資金

コロナ禍におけるグローバルの推進
 2022年度はオンライン中心による国際教育・交流プログラムの拡充に努めました。その結果、オンラインコース775人と渡航プ ログラム28人、計803人の学生が派遣プログラムに参加しました。また海外協定校の学生もオンラインで本学の授業履修・研究 指導プログラムに1,011人参加しました。寄付金はプログラム参 加費用の補助や提供費用に活用しました。
グローバルPBLの渡航再開
 グローバルPBLは、コロナ禍でもオンラインを活用して展開されましたが、2022年度は3年ぶりに渡航が再開し、数多くのプログラムが海外協定校にて対面で実施されました。円安による渡航費用の高騰や、コロナ禍による各国の渡航制限などにより、渡航日程の変更など対応しながらも2022年12月末の時点で20プログラ ムの海外渡航を実現しています。寄付金は渡航費用の援助等に活用しました。

グローバル化の取り組み
  • GTI(Global Technology Initiative)コンソーシアム
 東南アジアにおける産業現場の課題や各国の環境・防災等を含む社会課題を取り上げ、それらの課題を解決することで、教育の質の向上、人材の育成と供給、イノベーションの創出、産業競争力の強化を推進しています。
  • 新専攻、プログラム、課程の開設
グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指し、大学院国際理工学専攻、システム理工学部国際プログラム、先進国際課程を開設しました。

  • グローバルラーニングコモンズの充実
キャンパスの更なるグローバル環境の整備を推進していくために、日本人学生および留学生のためのスペースを充実させています。
学生の声
 マレーシアへの語学研修、マレーシア・ポーランドへの交換留学、インドネシアでの文化交流会、オンライングローバルPBL、GLCスタッフリーダー等を経験させていただきました。感謝しかありません。それらの経験と今までの私自身の価値観を照らし合わせて、将来やりたいことも明確になりました。卒業後は建設コンサルタントの海外技術部に進み、技術で世界に貢献します。(システム理工学専攻修了生)

 芝浦工業大学では、グローバルな環境に身を置くことのできる環境が整っています。私自身も、マレーシアでの語学研修、ポーランドでの研究室留学、GLC、GSS等で留学生との交流、プレゼンテーションの機会など、英語を使う場面が多くあり、たくさんの 友達ができました。多様な方々と触れ合う中で、視野が広がり、行動力がつき、前向きでどんな困難にも立ち向かえる心が育ちました。たくさんの方にご支援いただき、このような経験ができたこと、とても感謝しております。(生命科学科卒業生)



課外活動等支援寄付

本学の課外活動である体育会・文化会に所属する各団体の活動に対し、資金援助を行いました。特定の団体を指定していただいたご寄付については、その強化費や合宿所、練習場の整備費用、物品購入費や修繕保守費などに活用しています。

・箱根駅伝への挑戦
 第99回箱根駅伝では橋本章央(環境システム学科4年)さんが、関東学生連合チームで往路5区(小田原~芦ノ湖20.8km)を力走。駅伝部専用寮「白亜寮」の運用を開始し、2027年までにチームでの箱根駅伝本選出場を目指します。寄付金は低酸素トレーニング設備の整備費用に活用しました。
・アメリカンフットボール部の活躍
 体育会アメリカンフットボール部「Fighting Engineers(愛称: NEERS)」は、2021年度に4年ぶりの2部リーグ昇格を果たし、 2022年度は2部リーグ4位という部創設以来の最高成績を収めることができました。2023年度は1部リーグ昇格を目標とし、選手一 同、日々励んでいます。寄付金は、タックルダミーなどのトレー ニング器具類、テーピングやスポーツドリンクなどの消耗品の購入費に活用しました。
学生の声
 いつもヨット部をご支援下さり、有難うございます。皆様からの寄付金を備品代や安全対策費に充て、安心して質の良い練習を確保できました。インカレ団体戦では惜しくも関東決勝には届きませんでしたが、全日本女子インカレ予選で関東大会を突破しました。今年は関東決勝進出に向け切磋琢磨して参ります。引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。(情報通信工学科卒業生 ヨット部)

アニメーション研究会はアニメ・ゲーム等のサブカルチャーについて学園祭での発表・交流をメインに活動しています。特に人気作品に関わる声優等、著名人をお招きするトークショーは例年、学内外で注目されています。行動制限によるオンライン開催が続きましたが貴重なご支援により昨年は対面で開催でき、多数の方にご来場いただきました。世代と言語の壁を越えられる文化の力で母校の国際化にも貢献したく、今後ともご支援よろしくお願いします。(電子情報システム学科在学中 アニメーション研究会)

コロナ対策学生支援プロジェクト募金

新型コロナウイルス感染症拡大による経済的困窮に伴う退学者を一人も出さないことを目標に、学生のための経済的支援を行いました。

・コロナ禍における経済的支援策の継続
 「新型コロナウイルス感染症拡大による経済的困窮に伴う退学者を一人も出さない」ことを目標に、2022年度も引き続き、経済的な支援を行いました。年間授業料等の1/2額を上限に減免する「コロナ対策授業料減免奨学金」、月10万円を最大4か月支給する「学生臨時給付奨学金」として、2022年度は延べ207人に6,553万円 を支援しており、寄付金はその奨学金原資として活用しました。
・With コロナにおける新たな教育スタイルの拡充
 2020年年初から始まったコロナ禍において、大学の教育スタイルも変化せざるを得なくなり、その中で遠隔(オンライン)授業という効果的な教育手段を手に入れました。寄付金はネットワークインフラの構築費用の一部に使わせていただきました。今後もDXを推進し、アフターコロナを見据えた教育を実践していきます。


寄付

お問い合わせ芝浦工業大学
財務課
〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5(豊洲キャンパス本部棟14階)
TEL 03-5859-7250 / FAX 03-5859-7251
E-mail zaimu@ow.shibaura-it.ac.jp