周年事業を振り返る~前編(8、50、60、70周年)~
第6回、第7回は前後編の連続企画です。前編の今回は、8周年、50周年、60周年、70周年を振り返ります。
8周年(1933年)
1933(昭和8)年
11月3日、4日に創立8周年と新校舎の落成を祝って記念祭が盛大に挙行されました。有元史郎は『東京高工新聞』(1933年11月10日付)の中で「八年といえば、これを少年にたとえれば既に学齢期に入って一人歩きのできる年である。本校また八歳の齢よわいを重ねて、ここに八周年記念祭を行った」、「八は我が国に於いては実に目め出で度たき数であり、本校また八周年記念祭を挙行したのは固もとより、深く拠よる所があったからである」と所見を述べています。
※1 学校の設立申請から数えて8年目。
※2 八周年記念祭については、創立80周年記念式典で創立者有元史郎の三女、有元美佐子・ヘンソンさんによる講演の中で紹介されました。
八周年記念祭プログラム
『東京高工新聞』(1933年11月10日付)

80周年記念式典で話すヘンソンさん
50周年(1977年)
1977(昭和52)年11月4日、創立50周年記念式典が挙行されました。また周年事業として卒業生名簿の発行と大宮キャンパスに記念植樹などを行ったと記録されています。その頃は創立者が誰なのかを知る者は少なく、本学の歴史を振り返る時代ではなかったとされています。学内に校史編纂の動きはありましたが、学園闘争の混乱が尾を引き、創立50周年誌は完成せず年表『50年のあゆみ』にとどまり、70周年まで年表は発行されています。
60周年(1987年)
教職員へのインタビューと今までの発行物、50年史編纂委員会の収集資料、その他参考資料をもとに、『芝浦工業大学60年の軌跡』がシステム工学部記念出版として1991年に発行されました。
『60年の軌跡』70周年(1997年)
70周年記念事業として、「人間主義の工学・工学ルネッサンス」をテーマに1993年から2000年までさまざまな事業を実施しました。その一部を下記で振り返ります。
1994年4月 北原白秋自筆による「校歌原稿」複製制作
1994年5月
『有元史郎伝記』の復刻

70周年事業ポスター

『創立70周年記念史』および
『創立70周年記念事業記録集』を発行

1994年12月「 ニュートンのリンゴの木」
植樹祭実施

1995年5月 葉山セミナーハウス開設。
施設名称を「葉山マリンSIT」に決定

1997年11月 創立記念式典(帝国ホテル孔雀の間)

1997年 全国縦断ロボットセミナー
(全国11か所)

1997年 全国10か所で「全国縦断地域
フォーラム&ワークショップ」を開催

1998年4月 猪苗代合宿教育センター
設置(中学・高等学校)

1998年5月 先端工学研究機構棟設置

1998年10月 会津高原高杖セミナーハウス
竣工

1999年4月 柏中学校設置
参考文献:学校法人芝浦工業大学(1977年)『50年のあゆみ』/学校法人芝浦工業大学(1987年)『60年のあゆみ』/学校法人芝浦工業大学(1997年)『70年のあゆみ』/芝浦工業大学柏高等学校(1989年)『十年の歩み』/学校法人芝浦工業大学広報課(1991年)『芝浦工業大学60年の軌跡』/学校法人芝浦工業大学創立70周年記念事業事務局(1998年)『学校法人芝浦工業大学創立70周年記念事業記録集』/学校法人芝浦工業大学広報課(2012年)『史料に見る芝浦工業大学』
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