2028年、
大学院の学びが変わる
-専門を深め、分野を越え、知を社会へ-
芝浦工業大学大学院 理工学研究科 理工学専攻(仮称・設置構想中)
2028年度、芝浦工業大学大学院理工学研究科は、
「学位プログラム制」へ移行します。
専門を深く究めながら、分野を越えて学ぶ。
多様な人と協働し、社会の課題に向き合う。
そのための新しい大学院教育が始まります。
アカデミアと産業界の双方で活躍できる理工系人材の成⾧を、
学び、研究、キャリア形成の面から支えます。
大学院で得られる経験を、より確かな知へ。
― Experience SIT ―
※設置計画は予定であり、内容は変更となる可能性があります。
MOVIE 3分で分かる新しい大学院
WHY-WE-CHANGE
なぜ、大学院の学びを
変えるのか
AIをはじめとする科学技術が急速に進展し、社会が直面する課題はますます複雑化しています。これからの理工系人材には、一つの専門を深く究める力に加え、異なる分野の知識や方法を結びつけ、多様な人々と協働しながら新たな価値を生み出す力が求められます。
芝浦工業大学大学院は、これまでも専門性を基盤とした教育を通じて、社会に貢献する人材を育成してきました。学位プログラム制への移行は、これまでの教育の強みを生かしながら、その内容をより明確で体系的なものへと発展させる改革です。学位プログラム制とは、学生が取得する学位に応じて、身につけるべき能力と学修成果を明確にし、それらを修得できるよう教育課程を体系的に設計する仕組みです。これにより、専門を深め、分野を越え、多様なキャリアへつながる大学院教育を実現します。
CHANGES
学位プログラム制で
変わること
-
学部・課程とのつながり
理工学研究科は、学部教育との連続性を強化し、専門分野の体系的な発展と分野横断的な研究を実現するため、学位プログラム制へ改組します。本改組により、学部で培った知識や専門性を大学院でさらに発展させられるよう、学部から大学院までの学びのつながりを明確にするとともに、一貫した学びの流れを確立します。これにより、社会課題の解決に資する高度専門人材の育成を目指します。
-
学びの目標と身につく力を明確に
各学位プログラムにおいて、「どのような学生を受け入れるか」「どのような教育課程で学ぶか」「修了時にどのような力を身につけるか」を示す3つのポリシー(アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー)を明確に定めます。その目標に向けて、授業科目や研究指導を体系的に配置します。自らの学びがどのような力の修得につながるのかを見通しながら、専門性を高めることができます。
-
専門性を軸に、異分野の知を取り入れる
所属する学位プログラムで専門分野の学びを深めるとともに、共通科目の履修、他大学との連携による学修機会の活用等、他分野の知識や方法にも触れられる学修環境を整えます。専門分野を起点に視野を広げ、複雑化する社会課題に多面的にアプローチする力を育みます。
-
博士後期課程への進学を見据えた学びを支える
すべての学位プログラムに博士前期課程と博士後期課程を設け、博士前期課程から博士後期課程までを見通した教育・研究指導を充実させます。博士後期課程への進学を希望する学生が、早い段階から自らの研究計画とキャリアを考えられる環境を整えます。
PATHWAYS
4学部から
11の学位プログラムへ
学部で培った専門性を土台に、
大学院で学びの可能性を広げる。
DEGREE PROGRAMS 11の学位プログラム
-
機械工学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 材料・加工/熱・流体/ダイナミクス/生体・ロボット/医工学
- 関連する学科・課程
- 機械工学課程、機械・電気課程
- 社会課題との繋がり
- 次世代モビリティの実現、知能ロボットの開発、医療・医用工学の推進
- 取得できる学位
- 修士(工学)/博士(工学)
-
物質化学・学位プログラム
- 研究キーワード
- エネルギー材料/環境調和材料/バイオ/有機・無機・分析化学
- 関連する学科・課程
- 物質化学課程
- 社会課題との繋がり
- 地球環境との共生、エネルギー課題への貢献、生命工学の発展、新素材・材料開発
- 取得できる学位
- 修士(工学)/博士(工学)
-
電気電子工学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 知能制御・ロボット/エネルギー/電子材料・生体デバイス
- 関連する学科・課程
- 電気電子工学課程
- 社会課題との繋がり
- クリーンエネルギーの推進、ロボット技術の発展、医療・生体計測の高度化、IoT社会の実現
- 取得できる学位
- 修士(工学)/博士(工学)
-
情報・通信工学・学位プログラム
- 研究キーワード
- ソフトウェア/AI/ネットワーク/センシング/メディア
- 関連する学科・課程
- 情報・通信工学課程
- 社会課題との繋がり
- 次世代通信技術の発展、AI・量子技術の推進、情報セキュリティの確保、人間中心のシステム開発
- 取得できる学位
- 修士(工学)/博士(工学)
-
土木工学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 都市・環境/社会基盤/防災/維持管理
- 関連する学科・課程
- 土木工学課程
- 社会課題との繋がり
- 防災・レジリエンスの強化、持続可能な都市環境の創出、社会基盤の維持管理
- 取得できる学位
- 修士(工学)/博士(工学)
-
国際理工学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 英語カリキュラム/ダブルディグリー/学際融合工学・科学
- 関連する学科・課程
- 全学科・全課程
- 社会課題との繋がり
- グローバル課題の解決、多様性の尊重と国際協働、分野横断的イノベーション
- 取得できる学位
- 修士(理工学)/博士(理工学)
-
システム理工学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 情報/社会システム/環境システム/機械・電気
- 関連する学科・課程
- 情報課程/機械・電気課程/建築・環境課程
- 社会課題との繋がり
- IoT・スマート社会の実現、データサイエンスの活用、省エネ・クリーンエネルギーの推進
- 取得できる学位
- 修士(システム理工学)/博士(システム理工学)
-
生命科学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 生命科学/医工学
- 関連する学科・課程
- 生命科学課程
- 社会課題との繋がり
- 健康寿命の延伸、創薬・食品栄養の発展、環境問題への貢献、QOL向上の実現
- 取得できる学位
- 修士(生命科学)/博士(生命科学)
-
数理科学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 純粋数学/応用数学
- 関連する学科・課程
- 数理科学課程
- 社会課題との繋がり
- データサイエンスの推進、科学技術シミュレーションの発展、金融・産業への貢献、数理教育の充実
- 取得できる学位
- 修士(数理科学)/博士(数理科学)
-
デザイン工学・学位プログラム
- 研究キーワード
- システムデザイン/UXデザイン/プロダクトデザイン
- 関連する学科・課程
- デザイン工学科
- 社会課題との繋がり
- SDGs課題への社会実装、人間中心のUX創出、デジタル技術による製品開発、データ駆動の課題解決
- 取得できる学位
- 修士(デザイン工学)/博士(デザイン工学)
-
建築学・学位プログラム
- 研究キーワード
- 建築計画/建築史/建築設計/環境工学/建築構造/生産工学/都市計画
- 関連する学科・課程
- 建築学科、建築・環境課程
- 社会課題との繋がり
- 持続可能な都市・建築の創造、防災・耐震技術の高度化、建造物の保存再生
- 取得できる学位
- 修士(建築学)または 修士(工学)/博士(建築学)または 博士(工学)
LEARNING & SUPPORT
学びと成⾧を支える
仕組み
-
01
専門を越えて広がる学び
分野の枠を越えた学修や他大学との連携により、多様な知を取り込み、課題解決力を高めます。
-
東京理工系大学、東京海洋大学、お茶の水女子大学との単位互換制度
-
共通科目や技術経営リーダーシップ科目群による分野横断型の学修
-
グローバルPBL、海外協定校とのダブルディグリープログラムによる国際的な学修機会
-
博士後期課程SPRINGプロジェクトでの他大学との共同ワークショップ、成果発表会、講座の共同実施
-
-
02
技術経営リーダーシップ教育
技術を社会的価値へとつなぐために必要なイノベーションやリーダーシップを、実践的に身につけます。
-
マーケティング戦略、イノベーションマネジメントを含む経営・事業戦略、組織・人材マネジメント、財務、知的財産、アントレプレナーシップ等の社会をけん引するリーダーを目指した実践的科目の配置
-
所定単位修得者への学修証明書発行
-
博士後期課程における必修科目の設置とコア科目の設置
-
-
03
多様なキャリアへの支援
アカデミア、産業界、国際的なフィールドなど、学生一人ひとりの将来像に応じたキャリア形成を支えます。
-
産学官民連携による企業・研究機関との接点づくり
-
アカデミアを目指す学生、産業界での活躍を目指す学生へのキャリア支援
-
技術経営リーダーシップ科目、プレFD科目、留学生向け日本語科目などのキャリア形成科目の配置
-
SPRING、ポスドク制度、学内奨学金などによる博士後期課程学生への支援
-
-
04
研究と学生生活への支援
充実した研究環境と経済的支援、相談体制により、安心して研究に取り組める学生生活を支えます。
-
豊洲・大宮両キャンパスの共通機器センター等、高度な研究設備の利用
-
学生一人あたりの研究費支給(修士15万円、博士50万円/2026年度実績)
-
国際会議参加・渡航費用支援(年額12万円/2026年度実績)、論文投稿費の援助
-
成績・研究業績を重視した奨学金制度、メンター・アドバイザー制度による相談・支援体制
-
TUITION & SCHOLARSHIPS 大学院 学費・給付奨学金
-
博士前期(修士)課程
修士課程進学奨励給付奨学金(学科推薦利用者のみ)
成績によって支給金額が異なります。Aタイプ 60万円×2年間
成績上位者19名
Bタイプ 30万円×2年間
成績上位者19名
Cタイプ 20万円×2年間
成績上位者183名
グローバル理⼯系⼈材育成⼤学院給付奨学⾦
TOEIC 550点以上 30万円×2年間
TOEIC 785点以上 40万円×2年間
-
博士後期課程研究業績を重視
-
JST 次世代研究者挑戦的研究
プログラム(SPRING) 年平均11名を採用 -
年204万円×最大3年間
研究費年50万円×最大3年間
-
留学生給付奨学金 各教員半期1名を採用
-
学費相当額(相殺)月14.2万円×最大3年間
-
給付奨学金 年3名を採用
-
学費相当額(相殺)×最大3年間
-
給付奨学金(女性枠) 年2名を採用
-
学費半額相当額(相殺)×最大3年間
-
女性研究者育成奨学金 年若干名を採用
-
年額100万円 新規採用者数で人数割×最大3年間
-
-
2026年度の実績ベースで、採用人数・金額・条件は年度により変更の場合があります。
出願の際は最新の募集要項やWebサイトをご確認ください。
DATA
数字で見る
芝浦工業大学大学院
-
大学院進学率
50%
-
修士課程在籍者数
1,943人
- 本学出身者率
- 89%
- 留学生率
- 8%
- 女子学生率
- 20%
-
博士後期課程在籍者数
130人
- 本学出身者率
- 61%
- 留学生率
- 51%
- 女子学生率
- 33%
- 社会人学生率
- 25%
-
研究費支援
-
修士課程
- 15万円
-
博士課程
- 50万円/年
-
-
国際会議参加・渡航支援
12万円/年
-
修士修了者の就職率
99.1%
うち 有名企業400社の就職率
48.0%
※大学院進学率、就職率:2025年度実績 在籍者数、支援内容:2026年度実績
※有名企業400社比率:大学通信社の調査による
Q&A よくある質問
-
A
学位プログラムとは、取得する学位に応じて、身につけるべき知識・能力や学修成果を明確にし、それらを身につけるための教育を体系的にまとめた学びの仕組みです。
そのため、「何を学び、どのような力が身につくのか」が分かりやすく、目的意識を持って学修を進めることができます。 -
A
変わるのは学び方ではなく、教育課程の考え方です。皆さんが身につける能力や学修成果をより明確にし、それに基づいて教育課程が体系的に設計されます。研究活動や授業を通して学ぶという大学院生活が大きく変わるわけではありません。
-
A
変わります。取得できる学位は、各学位プログラムで異なりますので、各学位プログラムで取得できる学位については、「11の学位プログラム」で確認してください。
-
A
大学院入試では、指導教員の受入れ許可を得たうえで出願いただきます。出願できる教員リストは、募集要項のページからご確認ください。
大学院理工学研究科の受験を考えている方へ|芝浦工業大学 -
A
可能です。ただし、希望する学位プログラムで研究指導を受けるためには、自分の研究テーマに合った指導教員を見つけて承諾を得ることが必要です。まずは、取り組みたい研究内容に合う教員を探すところから始めてください。
-
A
出願できます。ご自身の関心や研究テーマに合った学位プログラム・指導教員を確認したうえで、募集要項に沿って出願してください。
-
A
入試方法に大幅な変更予定はありませんが、入学時期や入試区分によって募集時期・出願方法が異なりますので、最新の募集要項を確認してください。
-
A
現在在籍している大学院生は、入学時の専攻に所属したまま修了を目指します。
2028年4月以降に進学する方は、博士前期課程・博士後期課程ともに学位プログラム制の教育課程で学ぶことになります。 -
A
博士前期課程から博士後期課程までを見通した教育・研究指導を行うことで、大学院教育の連続性を高めます。博士後期課程への進学を考える学生が、早い段階から研究計画やキャリアを考えやすくなります。
-
A
学内の奨学金制度や経済支援制度のほか、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金・返還免除制度、JSTの次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)など、大学院生を支援する制度があります。制度ごとに対象者・申請時期・支援内容が異なりますので、最新情報を確認してください。
学費・奨学金|芝浦工業大学