23a102 ウクライナなど、カルパチア山脈周辺の木造建築


ご注意
本講座は22年度に開講した講座を再度、配信するものです(22年度と同じ内容です)。いまだ激しい戦闘が続くウクライナの方々を支援するため、今年度も開講させていただきました。
講座概要
中央ヨーロッパの東に位置するカルパチア山脈周辺国には、美しい木造教会や民家が残っています。その一つがウクライナです。ポーランドの木造教会と共に、2013年にUNESCOの世界遺産に指定されています。本講座では、講師が2013年9月に現地で撮影した写真をふんだんに用いて、ウクライナのヤシニア、コロチャヴァ、ダニロヴォ、クライニコヴォや周辺のルーマニア、ポーランドなどに残る美しい伝統的な木造教会を紹介します。
カルパチア山脈のブナの原生林がもたらした校倉造りの木造教会は、定期的に屋根や外壁を覆う木片を更新することにより、何百年も健全な姿で継承されてきました。
木造建築を伝承してきた地域社会の重要性についても、考えてみたいと思います。
※本講座は22年度に開講した講座を再度、配信するものです(22年度と同じ内容です)。いまだ激しい戦闘が続くウクライナの方々を支援するため、今年度も開講させていただくことにいたしました。


会場 | オンデマンドによるオンライン講座 |
日程 | 2023年5月24日(水)12時~6月23日(金)12時 |
時間 | 約85分間(期間中何度でも視聴可能) |
対象 | 一般(高校生以上) |
受講料 | 1,500円(全額ウクライナに寄付) |
定員 | 200名(先着) |
申込締切 | 5月10日(水) |
受講料の寄付先について
本講座の受講料は人道的支援を目的として、全額ウクライナのキーウ国立工科大学に寄付させていただきます。学生や教職員の家族1,000人余りが同大学のキャンパスを避難場所として生活をしており、寄付金はThe Special Response Staffという組織を通じて、人々の安全の確保、食料・医療の確保、大学の活動維持などに使用されます。
講師 プロフィール

講師:南 一誠(芝浦工業大学名誉教授) https://minami-arch.com/
2022年4月より東京都市大学(客員教授)、大阪公立大学(客員教授)博士(工学・東京大学)、S.M.Arch(マサチューセッツ工科大学)、一級建築士
専門分野:建築構法計画、建築設計、建築計画
石川県小松市生まれ。郵政省大臣官房建築部、建設省大臣官房官庁営繕部勤務を経て、2005年より2022年3月まで芝浦工業大学工学部建築学科教授。 2008年から2015年3月まで学長補佐。2014年から2016年3月まで大学院建設工学専攻主任。日本学術会議連携会員。
2022年4月より東京都市大学(客員教授)、大阪公立大学(客員教授)博士(工学・東京大学)、S.M.Arch(マサチューセッツ工科大学)、一級建築士
専門分野:建築構法計画、建築設計、建築計画
石川県小松市生まれ。郵政省大臣官房建築部、建設省大臣官房官庁営繕部勤務を経て、2005年より2022年3月まで芝浦工業大学工学部建築学科教授。 2008年から2015年3月まで学長補佐。2014年から2016年3月まで大学院建設工学専攻主任。日本学術会議連携会員。
講師 からのメッセージ
私は必ずしも東欧の木造建築を専門に研究しているものではありませんが、この分野の第一人者である太田邦夫氏が企画された現地視察に参加する機会が2013年9月にありました。本講座ではその時に撮影した写真を見ていただきます。専門家向けの話ではなく、一般市民の方を対象とした話になります。
頂いた受講料は、ウクライナの人道支援のために芝浦工業大学が寄付するということを伺い、その趣旨に賛同して、拙い内容ですがお話をさせていただくことにしました。
申し込みについての確認事項
本講座はZoomオンライン講座ではなく、オンデマンド講座です。期間中いつでも視聴することが可能です。講座内容や画像について録画・録音することや、転載やSNSにアップすることは著作権上できません。