22a107 色を分ける 色で分ける~色彩と五感~


講座概要
『色を分ける 色で分ける』(京都大学学術出版会)を中心に、色彩と文化人類学、科学、心理学を話題にする講座です。 虹の色数は7色、赤はお湯で青は冷水。 私たちは日々の生活の中で当然のように色を分け、また色を使って物事を分類しています。 しかし虹の色を2色に分ける文化もある一方、寒色・暖色のように色彩に寒暖を覚える感覚はあまたの文化に共通するようです。一体なにがこの普遍性と多様性を分けるのでしょうか。 虹の色数の多様性から色の分類の論理、肌の色による人種差別まで、古今東西の事例をもとに人間の色彩文化をひもときます。

会場 | 芝浦工業大学芝浦キャンパス (港区芝浦) |
日程 | 6月10日 |
曜日 | 金曜日 |
時間 | 18:00~19:30 |
対象 | 一般 (高校生以上) |
受講料 | 1,500円 |
定員 | 80名(先着) |
申込締切 | 5月20日(金) |
講師 プロフィール

講師:日髙杏子(芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科准教授)
東京芸術大学大学院 博士課程修了。博士 (美術)。国際ロータリー財団奨学生としてイギリスの王立芸術大学・修士課程に留学。 多摩美術大学非常勤講師などを経て2017年4月より現職。色彩論、コミュニケーションデザイン、ソーシャルデザイン、 デジタルアートの研究を通じて、人間の「色分け」「色彩の伝え方」「色彩の名づけ方」の論理を追求。一般社団法人日本色彩学会、一般社団法人芸術科学会、 公益財団法人情報通信学会。
単著:『色を分ける 色で分ける』京都大学学術出版会(2021)
訳書:マンセル『色彩の表記』みすず書房(2009)、アルバース『デザインについて―バウハウスから生まれたものづくり』白水社(2016)、 バーリン&ケイ『基本の色彩語―普遍性と進化について』法政大学出版局(2016)
共著:『色彩検定公式テキスト1級編』(2020)、『色彩検定公式テキスト2級編』色彩検定協会(2019)、『グラフィックデザインブックガイド』グラフィック社(2022)
研究室HP:https://colorandcommunicationdesign.blog/
東京芸術大学大学院 博士課程修了。博士 (美術)。国際ロータリー財団奨学生としてイギリスの王立芸術大学・修士課程に留学。 多摩美術大学非常勤講師などを経て2017年4月より現職。色彩論、コミュニケーションデザイン、ソーシャルデザイン、 デジタルアートの研究を通じて、人間の「色分け」「色彩の伝え方」「色彩の名づけ方」の論理を追求。一般社団法人日本色彩学会、一般社団法人芸術科学会、 公益財団法人情報通信学会。
単著:『色を分ける 色で分ける』京都大学学術出版会(2021)
訳書:マンセル『色彩の表記』みすず書房(2009)、アルバース『デザインについて―バウハウスから生まれたものづくり』白水社(2016)、 バーリン&ケイ『基本の色彩語―普遍性と進化について』法政大学出版局(2016)
共著:『色彩検定公式テキスト1級編』(2020)、『色彩検定公式テキスト2級編』色彩検定協会(2019)、『グラフィックデザインブックガイド』グラフィック社(2022)
研究室HP:https://colorandcommunicationdesign.blog/
講師からのメッセージ
ニュートンが虹を5色から7色に修正した理由は?虹は約25,000本の線で分けられている?さまざまな基準ー暖色・寒色、季節、性別など、色を分ける論理と五感の関係について考えてみませんか。