芝浦工業大学の大学院生11人が2019年8月20日・26日の2日間、日本科学未来館(東京都江東区)に訪れた一般来館者120人に対して、研究内容を分かりやすく紹介するイベント「グローバルサイエンス&エンジニアリングカフェ」を実施しました。「科学コミュニケーション学」の授業の一環として、2008年から日本科学未来館協力のもと学生が館内案内ボランティアをしていましたが、今年度から日本科学未来館の一部区画を間借りし、一般来館者に対して自身の研究を紹介するカフェ形式へ変更。一方的な情報提供ではなく、来館者と対話する形式になったことで、来館者の理解度も深まり、学生も研究を伝えていくことに自信がつくイベントとなりました。

「科学コミュニケーション学」は留学生が積極的に参加する授業で、今年も半数が中国出身の学生となり、海外からの来館者にも多言語で対応することができました。参加した学生たちは、来館者の年齢に合わせて紹介の方法を変えるなど、科学コミュニケーションスキルを実践。来館者は、子どもからご年配に至るまで学生達が取り組んでいる研究内容に興味をもち、質問も多く飛び交いました。夏休みに参加した小学生からは「2回も分かりやすく説明してくれたので自由研究にも生かせそうでよかった。僕も少し(実験を)やってみたい気持ちになった」と、感想をもらいました。
カフェ形式で参加者と話し合うことや、プレゼンテーション行うことで、科学コミュニケーションの目的である「科学を市民に伝え、科学についての思いを市民から聞き、科学と社会の望ましい関係を共に考える」ことをより実践する結果となりました。

研究紹介タイトル
・自分だけのユニークな服を買いたい?
・見えない人はどうやってゲームをプレイするの?
・やさしい日本語って何?難易度って何?
・災害時に外国人に日本語を速く伝えるにはどうすればいい?
・避難訓練ってだるくない?
・人の代わりに仕事をするロボットはいかがですか。
・ニュースでPM2.5って聞いたことある?
・波で電気は作れるの?
・ピシャピシャとバシャバシャの違いを測れる?
・なぜスマホは小さいのに冷やせるのだろう
・火事を見たことありますか?

学生コメント

王嘉薇さん 機械工学専攻1年
科学コミュニケーションについて講義を受けるだけではなく、実際に自分の研究について伝える機会を持つことができました。サイエンスカフェで話しをする中で、自分では考えもしなかった質問が出てきて、自分の研究はどのようなものなのかということが少しずつ分かってきました。科学未来館には海外からの来館者も多く、私自身、中国からの留学生なので中国人も対応できました。日本に留学したいという人にも日本の生活と大学院での研究生活を伝えることもありました。そして、うれしい事に新しい友達を作ることができて、一緒に研究アイデアを考えることもできました。
知らない人と会話することは難しいと思いましたが、みなさん優しくて、気軽な雰囲気に包まれ、会話に自信が生まれました。私にとって、とても価値のある体験となりました。

 

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