世界9カ国のインターナショナルスクールの生徒が2週間の研究体験

2019年7月1日から2週間、日本を始め世界9カ国のインターナショナルハイスクール25校(一般校含)生徒61人が芝浦工業大学に来校し、研究活動を体験するインターンシップを実施しました。それぞれの興味にあわせて1~4人の生徒が各研究室に配属され、学生の指導スタッフと共に実験・調査を行い、最終プレゼンテーションで成果報告をしました。
プログラムの目的は、理工学分野に興味を持つ高校生が研究活動を体験し、興味を深めてもらうこと、本学の学生にグローバルな経験をさせることです。また、今年7年目を迎えるこのプログラムをひとつの実績として、学部教育をすべて英語で提供する「先進国際課程」を2020年秋から開設予定です。

参加高校一覧
日本9校
Indian International School in Japan
St. Maur International School, Japan
K-International School, Japan
The American school in Japan
International School of the Sacred Heart, Japan
Marist Brothers International School, Japan
Canadian Academy, Japan
St. Mary`s International school in Tokyo, Japan
Global Indian International School, Japan
アメリカ9校
Monta Vista High School, USA
Oxbridge Academy, USA
Central High School, Philadelphia, USA
Lexington High School, USA
Henry M Gunn High School, USA
Norwell High School, USA
Phillips Exeter Academy, USA
Fort bend Independent School, USA
St. Johns School, Guam, USA
カザフスタン1校
Nazarbayev Intellectual Schools, Kazakhstan
カナダ1校
Monarch Park Collegiate, Canada
韓国1校
Korean Minjok Leadership Academy, Korea
バングラデシュ1校
Bangladesh International School & College, Bangladesh
フィリピン1校
Philippine Science High School, Philippines
パキスタン1校
Divisional Public School & College Lahore,Pakistan
アフリカ1校
Alma Mater International School, SA

オープニングセレモニー

初めて来日し、緊張した面持ちの生徒が多い中、プログラムのホストである芝浦工業大学村上学長と大学院理工学研究科ミリアラ教授からプログラムの目的や詳細について紹介されました。 また、ゲストとしてスリヴァスタヴァ駐日インド大使館首席公使をはじめ、NASAアジア駐在員のマッキントッシュ氏や南アフリカ大使館の田中氏が来校し、貴重な体験をする各国の高校生たちに激励をもらいました。

 

研究活動

研究内容は、金属混合溶液から金属を抽出し、レアメタル回収の基礎を学ぶ研究室や床に書かれた線に沿って動くライントレースロボットを組み立てて、機能拡張として線の色によってスピードを変化させる実験を行う研究室など、学科や研究室によって専門分野に特化した内容となりました。
受け入れる側の学生は、英語を流暢に話す高校生に対して、専門用語を平易な英語表現に変えて伝える必要があり、普段の学会発表などとは異なる緊張を感じ苦労している様子でした。しかし担当生徒の最終プレゼンテーションに出席し、健闘を称えるなど、2週間で良いパートナーシップを築いていました。

最終プレゼンテーション

参加者は、それぞれの研究成果を8分のパワーポイントにまとめて発表をしました。別分野の研究室に配属された生徒にも内容を分かりやすくするため、写真や実物を持ち込むなど、各国多彩なプレゼンテーション方法がありました。 参加者たちは、大学の高度な研究活動を体験したことで理工学分野に興味を持ったことはもちろんのこと、日本での生活や学校外の友人ができたことに喜びの笑顔を見せてプログラムを締めくくりました。本学の学生にとっても英語で研究指導を行いながら共に学びあう、貴重な機会となりました。

 

参加者の声

Sidaarth Kumarevel さん (K-International School, Japan)
このインターンシップでは、普段関わることのない多くの人に出会うことができ、大学生活を垣間見ることができました。いま注目されているこの理工学分野で行うプログラムは、他のどこでも体験できるものではないと思います。人生においてとても価値のある体験でした。

 

Katherine Panagoulias さん (Oxbridge Academy, USA)
授業を受けるという考えのプログラムではなく、実践的でありながら、同時に新しい友人を作ることができ、楽しく参加できました。このプログラムは、実際に手を動かして学びたい人にも文化体験がしたい人にも多くの人に勧められるプログラムだと思います。

 

Leah Anna Marie Rasquino さん (K-International School, Japan)
今回のインターンシップは科学的分野への一歩を踏むチャンスとなりました。超伝導を研究する研究室で電子顕微鏡を利用したミクロ構造の解析を行いました。大学における研究機材の利用や先端科学の知識を得て、将来の科学者やエンジニアになるべく刺激を受けました。

 

お問い合わせ先

芝浦工業大学
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