2019年5月27日から7日間、ポーランドのヤン・コハノフスキ大学(Jan Kochanowski University)の教職員がエラスムス・プラスを利用して、芝浦工業大学に来校しました。その後、6月3日から同じ日数で、本学職員がヤン・コハノフスキ大学に行き研修交流を行いました。
ヤン・コハノフスキ大学とは2018年から学生教員職員の相互派遣を実施し、国際交流の推進、大学間の連携を発展させています。それぞれの大学から教員2名が8時限以上の授業を実施。職員1名は特定の部署で7日間の研修、学生2名は1セメスター(約半年)の単位取得目的で授業受講や研究室配属などを交換で行っています。

エラスムス・プラス(EU教育助成プログラム)

エラスムス・プラスとは、欧州連合(EU)が2014~20年の7年間で総額約150億ユーロの予算をつけ、のべ200万人以上の学生への奨学金付与やプロジェクトに参画する大学への財政支援を行い、国際交流の推進をはかる教育助成プログラム。日本の学生・教職員も欧州の提携大学が申請することで、本プログラムによる資金補助を受けることができ、提携大学への留学・インターンにかかる大部分の旅費・滞在費が補助されるため、研究や学習に専念することが可能となる。2021年以降は、規模を拡大して後継プログラムが計画されている。

 

ヤン・コハノフスキ大学 教育支援部 ユスティナ・パラッチ(Justyna Palacz)さん

芝浦工業大学では、研修を通して、3キャンパスをめぐりながら多くの部署の職員と仕事内容や目的について意見交換をしました。そこで、キャリアサポートについて共通点を見つけました。卒業前に就職先を決めることや、面接練習を行うなど多くの点で似通っているのです。相違点としては、職員としてジョブローテーションがある点や職業観に対する習慣です。ポーランドでは、職種採用をするため強い希望がない限り、違う職種への異動はありません。専門性が高まり高度な支援ができる一報で、仕事に対する飽きや他部署の仕事への理解という面で課題があることも確かです。お互いの働き方の良い点を学びあっていけるといいですね。
また芝浦工業大学の学生へ向けて、ヤン・コハノフスキ大学への留学説明会を実施し、大学の魅力やエラスムスプログラムについて発信しました。  

 

ヤン・コハノフスキ大学職員インタビュー

芝浦工業大学 国際部国際プログラム推進課 堀口結さん

ヤン・コハノフスキ大学は、今の時期夜9時頃まで明るく、緑に囲まれた広いキャンパスには留学生も多くおり、自由闊達な雰囲気がありました。教職員の勤務時間は、一年中7:30~15:30とされており、夕方の時間を家族や友人と長く過ごしている事が印象的でした。
研修では、留学生支援を行う部署を中心に交流してきました。現地では、少ない事務職員の中でうまく役割分担をしながら留学生に対する手厚い対応を行っていました。特に大学近郊の名所にでかけるイベントやポーランドの伝統的な行事(クリスマスやイースターなど)は学生スタッフと事務職員が一体となって計画しており、職員も楽しんで参加している様子が印象的でした。本学の留学生支援の中でも、日本文化を今より上手くアピールできればと思います。

堀口さんから学生のみなさんへメッセージ
ヤン・コハノフスキ大学は、首都ワルシャワから車で約2時間の場所にある清潔で歴史が深い町キエルツェに位置しています。留学生も多く在籍しているのでスタッフの方々から手厚いサポートを受けられ、学生寮もキャンパスから徒歩圏内にあるとても良い環境で留学生活を送る事ができます。日常生活も、日本と比較すると1/3程度の物価のため、経済的負担も比較的少ないです。ヨーロッパの町並みが好きな人、ポーランドに興味がある人はぜひ留学を検討してみてください。
 

 

ヤン・コハノフスキ大学(Jan Kochanowski University)
ポーランド東中央部の都市キエルツェ位置し、薬学健康科学部や数理自然科学部などを含む7学部、約13,000人の学生を擁する総合大学。薬学健康科学部では、薬学を英語で学べる環境を整えており、2016年に協定を結んで以来、本学応用化学科を中心として相互の交換留学を行っている。

 

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