高橋直志さんが第28回 ライフサポート学会 フロンティア講演会においてライフサポート学会奨励賞を受賞

【受賞者】高橋 直志 さん(システム理工学専攻2年)
【指導教員】花房 昭彦 教授(生命科学科)
【学会・大会名(正式名称)】第28回 ライフサポート学会 フロンティア講演会
【賞名】ライフサポート学会奨励賞
【発表題目】超音波ガイド下末梢神経ブロック支援システムに関する研究

(超音波ガイド下末梢神経ブロックとは、超音波診断画像上で麻酔針の位置や麻酔薬の拡がりを見ながら、末梢神経もしくは神経叢( 複数の末梢神経が密集した箇所)近傍に麻酔薬を注入し、痛みの伝達を遮断する麻酔注射の方法です。) 超音波プローブに設置した2台の小型カメラで麻酔針を撮影し、麻酔針を3次元的に計測することで、麻酔針の進行経路と針先位置を予 測します。これらの予測結果を超音波診断画像上に表示し、麻酔注射を行う医師に提示することで、正確かつ安全な麻酔注射を可能に することが私たちの研究目的です。


針の注射(穿刺)経験のない方に、ゼリー内部に設けた仮想標的近傍に向けて穿刺を行ってもらい、我々のシステムと従来のシステムで 穿刺精度を比較したところ、我々のシステムが従来システムよりも、安全かつ簡便に穿刺を行えることが確認された。

・ゼリー内部に設けた仮想標的とは 縦70mm×横90mm×高さ50mmの大きさのゼリー内部に、ストローに牛脂を詰めたものを埋め込み、人体と末梢神経を模擬したものです。

・穿刺精度とは 穿刺をやり直さずに針を標的近傍に誘導できた回数 麻酔針を標的近傍まで誘導できた回数 麻酔針を標的近傍まで誘導するのにかかった時間 麻酔針の針先と標的間の距離 のことを意味しています。


今後は、私たちが開発したシステムを実際に麻酔科医に使用してもらうことで、より実用的なシステムを目指します。そして、安全か つ正確な麻酔穿刺を実現することで、麻酔科医と患者、双方の負担をより軽減することを目標とします。

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