河野 蒼さんが2018年度日本建築学会(東北)学術講演会において若手優秀発表賞(防火部門)を受賞

【受賞者】河野 蒼 さん(機械工学専攻1年)
【指導教員】丹下 学 准教授(機械工学科)
【学会・大会名(正式名称)】2018年度日本建築学会(東北)学術講演会
【賞名】若手優秀発表賞(防火部門)
【発表題目】流下水膜により遮熱された輻射加熱下ガラス壁の温度分布測定

■■■■■「東京理科大学火災科学研究所」との共同研究■■■■■
「東京理科大学火災科学研究所」HP
平成29年度,共同研究 2. 加熱条件下の液膜流性状の測定方法に関する研究_芝浦工業大学※継続 


火災時の延焼防止策として、火炎側の壁面上に散水し、水膜を形成する手法がある。しかし、壁面上に形成された水膜は、薄ければ薄いほど効率的だが、乾き易くなってしまう。そこで、加熱量と散水量が温度分布に与える影響を定量的に調査し、壁面全体を遮熱できる適切な散水量を求めたい。

本研究では、水膜が流れるガラス壁面上に、蛍光強度が温度依存性を持つ塗料(感温塗料)を塗布することで、温度分布を可視化計測した。加熱量に対する水膜の持ち去る熱量を定量的に評価できただけでなく、水膜が筋状に乾く現象も確認し、その温度分布を取得できた。

本研究の現在の課題は、感温塗料による温度計測の妥当性検証にある。また、適切な散水量を求めるため、水膜の流下速度や厚さについても分布計測の必要があり、新たな水膜遮熱の評価方法を確立することが求められる。本研究によって適切な散水量を定量化できれば、火災時に水を有効活用でき、仕様規定としての防火基準の改正に寄与する可能性がある。

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