市川晃生さんが第29回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会において優秀賞を受賞

【受賞者】市川 晃生 さん(応用化学専攻2年)
【指導教員】大石 知司 教授(応用化学科)
【学会・大会名(正式名称)】第29回日本化学会関東支部茨城地区研究交流会
【賞名】優秀賞
【発表題目】ポリシラザン塗布及び光照射を用いた高ガスバリア・高耐熱PETフィルムの開発

有機フィルム上に緻密な薄膜を形成し、水蒸気をほとんど通さない透明フィルムの開発を目的に研究を行いま した。近年目覚ましく成長している表示ディスプレイの多くは、水分に非常に敏感な液晶や有機ELが導入され ており、現行は基板として防湿性の高いガラスが用いられています。本研究では、簡便かつ低コストである溶 液塗布法と光照射を用いて有機フィルム上に緻密膜を低温形成し、ガラスの代替および薄い・軽い・曲げられ るといった高機能ディスプレイが実現できるような高いガスバリア性・透明性を持つフィルムを目指して研究 に取り組みました。

専門用語を入れる場合は説明をお願いします。 飲料容器など幅広い用途で使用されているプラスチックであるPETは、120℃を超える熱を加えると内部の添加 剤が表面析出してフィルム全体が白濁してしまいます。本研究では白濁が防止された耐熱性PETフィルムを用い て、透明性・柔軟性・ガスバリア性・耐熱性に優れたフィルムを簡便な手法により開発しました。

高性能なガスバリアフィルムの開発により、薄い・軽い・曲げられるデバイスやディスプレイ誕生の可能性 が大きく高まります。今後は、塗布液に使用したポリシラザンの分子量や触媒を検討し、更なるガスバリア性 の向上を追求します。

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