多国籍多分野チームで9日間、企業・自治体からの課題に取り組む

2018年12月6日~14日までの9日間、海外・国内協定校の学生とプロジェクトチームを作り、企業や団体が抱える「解決したい課題」の解決策を考えるグローバルPBL(Project Based Learning)を大宮キャンパスにて実施しました。
タイ、モンゴル、アイルランドなど11ヵ国21大学から77人の学生が集まり、6人程度のグループを作り課題に取り組みました。

8つの企業・自治体がプロジェクトテーマを提供

テーマ例

  • 東芝エレベータ株式会社 未来のエレベータに対する提案
  • 株式会社リコー パーム油産業廃棄物の再利用方法
  • カネパッケージ株式会社 ロボットプロテクター用パッケージデザインの提案
  • 栃木県 個人に対して来県意欲を喚起するためには、どのような情報発信方法や内容が効果的か。国や性別、年齢などによって訴求力のある手法はどれか

参加学生

参加大学11カ国21大学77人(TA含む)

  • 日本 40人:芝浦工業大学35人(日本27人、留学生:タイ6人、ブラジル1人、ベトナム1人)、愛媛大学4人、東京電機大学 1人
  • インド 1人:K.L.S. Gogte Institute of Technology
  • インドネシア 3人:Institut Teknologi Sepuluh Nopember
  • マレーシア 3人:Universiti Teknologi Malaysia、Universiti Utara Malaysia
  • タイ 16人:King Mongkut's University of Technology Thonburi、Suranaree University of Technology、Thai-Nichi Institute of Technology、Nakhon Ratchasima Rajabhat University
  • ベトナム 5人:Hanoi University of Science and Technology、Ho Chi Minh University of Technology、Posts and Telecommunications Institute of Technology
  • モンゴル 2人:Mongol Koosen college of Technology
  • 中国 3人:China University of Geosciences、Wuhan University of Technology
  • 台湾 2人:Ming Chi University of Technology、Tamkang University
  • アイルランド 1人:Waterford Institute of Technology
  • ドイツ 1人:Clausthal University of Technology

オープニング

村上学長からの応援の挨拶に始まり、本プログラムについての説明と参加者の交流を深めるためのアイスブレーキングを行いました。アイスブレーキングでは、多くの友達を作るため限られた質問をするなど楽しみながら交流しました。
プロジェクトテーマプレゼンテーションを元にグループメンバーを決定し、テーマ提供先の担当者を交えながら初めのミーティングを行いました。

Opening ceremony
Ice breaking
first meeting

グループワーク

参加者は、与えられたそれぞれのテーマに対してアイディアを出し合い、連日グループワークを行いました。3日目には企業とプロトタイプの試作、中間発表も実施しました。

フィールドトリップ

4日目、5日目は世界遺産である日光東照宮を訪れました。東南アジア出身者の中には初めて雪を見て驚く留学生も。また、グループごとに温泉や動物園を訪れ、那須の魅力を留学生目線で調査するフィールドワークにも取り組みました。さいたま市桜環境センターにも訪れ、地域のゴミがどのように回収・処理されているかを見学。日本の3R(減量・再生・再利用)を自分の目で見て、日本の優れた技術力を知るきっかけとなりました。

最終プレゼンテーション

8日目には、1グループ10分・質疑応答5分の最終プレゼンテーションを実施。「パーム油産業廃棄物を個体と油と廃水に分離し、それぞれ繊維や肥料、潤滑油などのリサイクル経路を確立する提案」や、「IoTを利用して各エレベータの待ち時間を示すアプリケーションの提案」などが発表されました。そのほか、自由に課題を設定するグループは「東京オリンピック2020開催にあたっての迷子と熱中症予防のため、気温を感知してスマートフォンを介して両親に通知するスマートリストバンド」などについて提案しました。参加者は各グループの発表内容に対して積極的に質問やコメントを述べました。
また、フィールドトリップで訪れた那須についてどのように過ごしたいかを留学生目線で紹介する動画も各グループで制作し、共有しました。

最終プレゼンテーションは「理工学教育共同利用拠点」事業の「理工系におけるグローバルPBLの新規設計と運営のノウハウを学ぶ研修」として、研修参加者に公開されました。
最終日には、PROGテストと工学系CEFR-based CAN-DO Listにより学修成果測定も行いました。

参加学生の声

栃原 さやかさん(電子情報システム学科4年)

カリフォルニアの語学研修に参加したことがあり、卒業前にもう1度機会を作ろうと思い参加しました。思ったより話せなかったというのがまず正直な感想ですが、ブラジル、タイ、マレーシアのチームメイトはそもそも日本に興味があってこのプログラムに参加しているので、日本語でも一生懸命コミュニケーションをとってくれて嬉しかったです。

堤 淳介さん(機械制御システム学科3年)

9日間のプログラムを通して、コミュニケーションの取り方や文化の違いを一番に感じました。それは自分の意見をきちんと主張しないといけないということです。積極的な姿勢を学べたとても良い機会となりました。もっとたくさんの芝浦の皆さんにこのプログラムに参加することをお勧めします!

ALI NADERIVARANDIさん(Clausthal University of Technology, Germany)

It was good program. I will recommend my friends in Germany and Iran. In this program, you can get not only learning something new but also making a new friendships.

NGO THI BICH VANさん(Posts and Telecommunications Institute of Technology, Vietnam)

It was a great time to spend with friends all over the world, more than 20countries. At gPBL 2018, it wasn’t only study new things, we also had a great chance to explore Japan. Thank you for all professors, TAs and staffs who always support for us. Big love from Vietnam.

DHIYA ALDIFA ULHAQさん(Institut Teknologi Sepuluh Nopember , Indonesia)

This program was fun, innovative and really helped me to improve my thinking method. I wish to join the same program again!

お問い合わせ先

芝浦工業大学
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