野村幹弘教授が日本原子力研究開発機構より2017年度研究開発功績賞を受賞

【受賞者】野村幹弘教授 (応用化学科)
【学会・大会名(正式名称)】日本原子力研究開発機構 
【賞名】2017年度研究開発功績賞
【発表題目】膜分離新ISプロセスの確立

ISプロセスとは、太陽熱など高温の熱を利用して、水を水素と酸素に分解する方法です。この効率を向上させるために、効率的な分離方法である膜分離法を用いた点が、今回の研究の中心です。

ISプロセスでは、処理工程中で硫酸やヨウ化水素など腐食性の高い化学物質を用います。そこで、原子力研究機構や企業、他大学などとチームを作り、分離膜としてセラミック膜や放射線処理による膜などを新規に開発しました。その結果、腐食性や分離性能を向上させることで、40%以上の非常に高い効率の実現への道筋を立てました。

東京オリンピックに向けて、水素エネルギー社会が注目されています。将来の水素エネルギー社会への礎となるよう、プロセスのコスト削減など、実用化に向けて今後も研究を推進していきたいです。また、今回の開発には研究室の多くの学生が協力してくれました。その過程で、のべ14件の学生賞も受賞しています。研究の推進が教育へも大きな成果を上げたことも留意しながら、今後も開発を続けて行きたいです。

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