安田昌樹さんが日本原子力学会 関東・甲越支部 第11回学生研究発表会において奨励賞を受賞

【受賞者】安田 昌樹さん(材料工学専攻2年)
【指導教員】新井 剛教授(材料工学科) 
【学会・大会名(正式名称)】日本原子力 関東・甲越支部 第11回 学生研究発表会
【賞名】奨励賞
【発表題目】促進酸化手法を用いた高レベル放射性廃液から発生する使用済み吸着材の分解処理に関する技術開発


現在、原子力発電所で生じた使用済み核燃料の再処理試験などで生じた有機廃液にはリン酸系抽出剤由来の有機化合物が多く含んでおり、これらは反応性を持つ物質であるため,安定的な処理や保管を困難としています。そこで本研究では、難分解性物質を分解する酸化分解手法に着目して、これら有機物の分解処理法の検討を行った。

本研究では高レベル放射性廃液処理で生じた有機廃液の処理に促進酸化手法の一つであるフェントン処理の適用性について検討した。本研究の成果より、フェントン処理はリン酸系抽出剤の一種であるHDEHP及びHDEHP吸着材に対して有効であることが示された。

今後の展望では、資源に乏しい我が国にとって、発電とともに新たな燃料を生み出すことのできる高速炉サイクルを進める上でも本研究は必要不可欠であるため、本研究の目的である処理方法の確立を目指す。

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