安田昌樹さんが2018年度 日本原子力学会 関東・甲越支部 第17回 若手研究者・技術者発表討論会において奨励賞を受賞

【受賞者】安田昌樹さん(材料工学専攻2年)
【指導教員】新井 剛教授(材料工学科) 
【学会・大会名(正式名称)】2018年度 日本原子力学会 関東・甲越支部 第17回 若手研究者・技術者発表討論会
【賞名】奨励賞
【発表題目】促進酸化手法を用いた高レベル放射性廃液から発生する使用済み吸着材の分解処理技術開発


現在、原子力発電所で生じた使用済みの核燃料の再処理試験などで生じた有機廃液にはリン酸系抽出剤由来の有機化合物が多く含んでおり、これらは反応性をもつ物質であるため,安定的な処理や保管を困難としている。そこで本研究では、難分解性物質を分解する酸化分解手法に着目して、これらリン酸系抽出剤の分解処理法の検討を行った。

本研究では高レベル放射性廃液処理で生じた有機廃液の処理に促進酸化手法の一つであるフェントン法の適用性について検討した。本研究の成果より、フェントン処理はリン酸系抽出の一種であるHDEHP及びCMPOの分解に対して有効であることが示された。

今後の展望では、資源に乏しい我が国にとって、発電とともに新たな燃料を生み出すことのできる高速炉サイクルを進める上で、また、様々な試験や廃止措置等の除染等で使用されるリン酸系抽出剤の分解手法を検討することは、必要不可欠である。そのため、更なる分解処理技術の最適化を目指す。

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