9月6日~8日の3日間にかけて、芝浦キャンパスで「第13回 48時間デザインマラソンワークショップ in 東京」が開催されました。

本ワークショップは国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が主催するもので、一人一人の人間性を尊重し、使い手中心の考え方を重視したものづくりや、生活環境の具体的な提案をすることを目的に取り組まれています。

芝浦工業大学では、橋田規子教授(デザイン工学科)が、運営ナビゲーターとして2014年度より運営協力を行い、学生も参加者の方々と共に検討チームに参加しています。


2018年度のテーマは「応援-Cheer for everyone-」。2020年にオリンピックを控えている今、選手の応援はもちろん、観客や運営スタッフなどすべての人をどのように応援するか、という切り口からワークショップが開始されました。

ワークショップには、会員としてIAUDに参画している企業で活躍している若手デザイナーの方々もサポーターとして加わり、活発な意見が交わされました。

参加者は、48時間という限られた時間の中で障害を持ったユーザーとともに街でフィールド調査を行い、普段は気づかない隠れた課題を調査しグループ内で共有します。その上で、スケッチやモックアップモデルを作成し、プレゼンテーションまでに具体的なデザインを完成させる必要があります。
企業デザイナーや学生、卒業生を含め約50名が年齢や所属を超えた5チームに編成され、互いにアイディアを出し合いました。


グループの紹介と発表内容

Team A

Team Aのメンバー
【デザイン案】
誰もが会話に入るチャンスを作る「おしゃべりベン子 (イスの影でお話しをする)」

Team B

Team Bのメンバー
【デザイン案】
ありがとうを見えるかたちで送る次世代コミュニティアイテム「ちょい+(tasu)」

Team C

Team Cのメンバー
【デザイン案】(装着が簡単なブレスレット)
人類みな家族!遠慮のない関係が応援の継続を生み、応援の継続が遠慮のない関係に一歩近づく

Team D

Team Dのメンバー
【デザイン案】
体温調節が困難な障害を持つユーザーや、炎天下での観戦に役立つアイテム「U-cheer」

Team E

Team Eのメンバー
【デザイン案】
視覚障害者のアクティブな行動と感情表現をサポートする「E-PET」

最終日には学生によるプレゼンテーションが行われ、デザイン性だけでなくプレゼンテーション力や実現性など、実際の商品化プロセスさながらの基準に沿って来場企業が投票を行い、ベストデザイン賞を決定しました。また、IAUD総裁である瑶子女王殿下より講評を賜りました。

運営ナビゲーターを務めた橋田教授は、「授業でデザインを学ぶだけでなく、いろいろな人とコミュニケーションを取り、ひとつのものを作り上げる力を養うことが重要です。学生にはこの経験で得た自信を活かして、今後も研究や勉強に励んで欲しい」と語りました。

お問い合わせ先

芝浦工業大学
企画広報課

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