久田 柊太朗 さん(材料工学専攻1年※受賞時)が表面技術協会 第137回講演大会において学術奨励講演賞を受賞しました。

【受賞者】久田 柊太朗 さん(材料工学専攻1年※受賞時)
【指導教員】石﨑 貴裕 教授(材料工学科)
【発表題目】アルキル鎖長の異なる有機シラン分子を共吸着させたSi 表面の濡れ性挙動

材料表面に付着した水や、油が滑り落ちやすい表面を撥液表面という。本研究では、フッ素系試薬の代わりに、2種類の非フッ素系の試薬を利用することで、「低環境負荷」「低コスト化」を目指した成膜プロセスの開発を行っている。

これまで非フッ素系試薬を成膜できる材料が限られていたが、ガラスやプラスチックに対して成膜できることを明らかにした。さらに、摩耗試験・熱試験・薬品試験の結果から、1種類の非フッ素系試薬だけでは実現できなかった耐久性能があることを明らかにした。

今回作製した皮膜の膜厚は、1~2nmと非常に薄いことが特徴である。しかし、ガラスよりも表面の粗い金属に対しては、成膜しにくいことが欠点として挙げられる。今後、表面の粗い材料に対する成膜プロセスの開発により環境負荷の低減に貢献していきたい。

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